いま、ちょっと憂鬱なあなたへ…トーキョーコーヒー運営、元不登校のさっちゃんが伝えたいこと
わが子との向き合い方どうすれば…保護者の孤立をゼロにしたい
先月、松山市で不登校の子どもをもつ保護者に向けたトークイベントが開催されました。仕掛け人はさっちゃん、初めての試みです。 太田さん: 「“保護者の孤立をゼロにしたい”というところが大きな目的・目標としてあってそのために必要なのは“(保護者同士の)繋がり”」 不登校になった子どもとどう接すればいいのか。保護者にとって大きな悩みです。 参加者: 「小学校4年生の娘が2年生の2学期から行き渋りが始まった」 参加者を前に話すのは、共に活動するパパとママたち。現在もそれぞれの家庭で、不登校の我が子と向き合っています。 参加者たち: 「『きのう(学校に)行くって言ったやん。なんできょうも休むん?』みたいな。ふつふつとイライラが子どもに向くようになって」 「子どもとの接し方を変えていったところ、本当に驚くほど彼の成長する姿が目の前で見えてきたときに本当に嬉しくて“これでよかったんだ!”と」 この日は交流会も開かれ、保護者同士がそれぞれの悩みについてアドバイスをしあいました。
参加者たち: 「気持ちが軽くなるというか『どうしよう、どうなるんやろう』ということばかり考えていたのが、自分のことを聞いてもらえたりみんなのことを聞いたりしてちょっと楽になったというのがあります」 「なかなか繋がるところが身近になかったりするので、やっぱり皆さん同じようなことを考えたり悩んだりしていてすごく共感できる部分が多くて」
いま、さっちゃんが伝えたい言葉。 太田さん: 「不登校でも、いいやん。不登校でも、大丈夫。生きていてくれて、ありがとう。」 「しんどくて逃げたくなるときは逃げてもいいし、逃げる先にトーキョーコーヒーのような場所もあるから、無理せず自分のために体と心を休めてほしいなと思います。学校に行けなくても他にもたくさん道はあるから一緒に考えていけたら嬉しい」
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