森本-富樫断層帯の地震を想定 防災対策講座
北陸朝日放送
元日の能登半島地震を受け防災への意識が高まっています。 金沢市では防災対策の出前講座が開かれました。 この出前講座は金沢市が市民向けに開いています。 12月9日は駅西消防署管内の婦人防火クラブの会員を対象に実施しました。 講座では森本ー富樫断層帯によるマグニチュード7.2規模の地震が発生した場合の 被害について説明がありました。 約20万人が避難所に身を寄せた場合、 非常食の準備が間に合わないことが想定されます。 担当者は家族や個人で食料や非常持ち出し袋を準備しておくよう呼びかけました。 また避難所の運営で「トイレ」は大きな課題です。 参加者はキットを使った簡易トイレの組み立てを体験しました。 災害時は国や自衛隊による支援が実施されるまで 自らが災害に備える自助と地域が協力する共助が大切になります。