「ちゃんとした病気だから治療した方がいい」雛形あきこ、30年以上苦しむ“天気痛”について発信
「当時はすごく忙しいから痛くなったんだと思っていた」痛みが激しかったグラビア時代
レギュラーを務めていた「めちゃイケ」の撮影中に体調が悪化することもあったという。 雛形「めちゃイケ(の最中は)多かったです。収録が長かったので、結構長い収録だったりすると痛くても途中で薬飲もうとかそういうことができなかったり、頭痛いままずっと収録してたりとかっていうことは多かったです」 またグラビアの撮影では海外に行くことが多く、その際、利用するのが航空機。地上にいる時と飛行中の気圧の変化にも悩まされたという。 雛形「グラビアをやっている時が1番痛かった時ですね。飛行機に乗って、南国に行って、また撮影して帰ってくるみたいな。当時はすごく忙しいから痛くなったんだと思っていたんですけど。飛行機に乗ることでも気圧が変わって。グラビアはすごくいい天気な南国に行ってそこで写真を撮って、今度は日差しもガンガン浴びて、レフ板ですごく目の中に光を入れて、また飛行機に乗って帰ってきて。きっと脳へのストレスがすごかったんだろうなって思います。本当に立てなくて、グラビアをやっている部屋で休ませてもらった時があったんですけど、その生活はあまり頭痛には良くなかったんだと思います」
番組で医師から指摘され治療を開始…自宅でも遮光カーテンで対策
そんな雛形が病院に通うようになったのが、2015年、37歳の時だった。 雛形「番組で頭痛の先生に会って治療しないとダメだって言われたんですよ。実際治療してみて(痛みが)減りました。ちゃんと治療しないといけないものなんだなっていうのも感じたし、あとちょっと気をつけなきゃいけないこととかもあるんだなっていう風に思って。気圧はどうしようもないんですけど」 医師からは薬を処方され、生活環境を見直すよう言われた。 雛形「脳へのストレスみたいなのもいけないから、外に出るときは、できるだけ日傘を持って遮断して。サングラスでもいいよという風に言われたんですけど、サングラスだとずっとしいてると、今度は別のストレスで頭が痛くなったり、あとちょっと調子に乗っているなみたいに思われるのが嫌だ(笑)。サングラスして外へ出ているみたいな。でもとりあえず遮断すればいいので、脳へのストレスみたいなのが感じないように光っていうのも気をつけたりしています」 さらに自宅でも“天気痛”の対策をしていた。 雛形「お家のカーテンは遮光性の強いカーテンを選んでいます。今、昼間なんですけれども、外は明るいんですけど。裏の生地もしっかりしているやつを使って。これで日の光が目に入ることで脳にストレスを与えてしまうので少し。日の光をしっかりと遮断してくれるカーテンにしています。あとは、毎日飲むお薬。寝る前ですね。そして、頭が痛くなってしまったら飲む薬です。そしてこれは注射ですね。頭痛の注射です。これでだいぶ私は頭痛が改善されてきました」 佐藤医師にも“天気痛”の対策を聞いた。 佐藤医師「天気に影響を受けにくいような自律神経はどうして作るのかというと、それは毎日の生活のリズムを変えないようにしたり、日曜日だからといって、遅くまで寝てしまうようなリズムがずれるようなことをしないようにすることとか朝起きた時にしっかりと陽を浴びて体を覚醒させて昼と夜を非常にしっかりとメリハリをつけて生活していくこと、朝ご飯を食べること、そして何よりも自律神経を整えていくには軽い運動を毎日続けること。続けるってのが重要でその時に慌てて何かをしたら良くなるってわけではないです」