「との四門」は9年ぶり! 日本初の世界文化遺産「姫路城」の非公開エリア、1カ月限定で公開
世界文化遺産・国宝である「姫路城」(兵庫県姫路市)で、9月1日より非公開エリアの特別公開がスタート。9年ぶりに公開される場所もあり、貴重な機会となる。 【写真】9年ぶりに公開される「との四門」 1993年、奈良の「法隆寺」とともに日本初の世界文化遺産となった「姫路城」。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれるだけでなく、守りの城として、戦いの備えを意識した仕掛けも多く⾒ることができ、建築から400年以上経過した今でも多くの人を魅了している。 今回の特別公開では、通常非公開である高度な防御⼒を持つ搦手(からめて)周辺を公開。とくに、東側に位置する火薬が収蔵されていた「との四門」は、2015年以降、9年ぶりの公開となる。そのほか、姫路城で白漆喰を塗っていない唯⼀の門「との⼀門」や射撃するために使われた「トの櫓(やぐら)」、敵の動きを封じ込める「枡形⻁⼝(ますがたこぐち)」などが見学できる。 期間は、9月1⽇~30⽇。受付時間は、朝9時~夕方4時30分(最終入城は夕方4時/閉城は夕方5時)。観覧料は、大人・小人(小中高生)ともに200円。※別途入城料(大人1000円・小人300円)が必要。