池袋暴走事故の飯塚幸三受刑者(93)が老衰で死亡…禁錮5年の服役中に 遺族・松永拓也さん「悲劇繰り返さない道を共に考える」
母親と3歳の娘が亡くなった東京・池袋の暴走事故で、服役していた飯塚幸三受刑者が亡くなっていたことが分かりました。 松永真菜さんと娘の莉子ちゃんは2019年、池袋で横断歩道を渡っていた際、飯塚幸三受刑者の運転する車にはねられ、死亡しました。 飯塚受刑者は過失運転致死傷の罪に問われ、禁錮5年の実刑判決が確定し、服役していましたが、関係者によりますと、先月26日、収容先の刑務所で老衰のため亡くなったということです。 事故で妻と娘を失った松永拓也さんはSNSで、「私たち社会がすべきことは彼を非難し続けることではなく、彼の経験から学び同じような悲劇を繰り返さないための道を共に考えることだと思います」とつづっています。
フジテレビ,社会部