【インド】印とサウジ、2国間貿易と投資を強化へ
インドとサウジアラビアは今後、クリーンな水素やフィンテック分野で協力し、2国間の貿易と投資を一層強化する。インド商工省が1日発表した。 インド政府によると、両国は10月30日、サウジの首都リヤドで、経済・投資委員会の第2回閣僚会合を開き、インドのゴヤル商工相とサウジのアブドルアジズ・エネルギー相が共同議長を務めた。クリーンな水素やフィンテックに加え、エネルギー効率、繊維、鉱業分野で2国間協力を模索することを確認した。 インドにとってサウジは世界5位、サウジにとってインドは世界2位の貿易相手国。2023/24年度(23年4月~24年3月)は、インドからサウジへの輸出が115億米ドル(約1兆7,500億円)、サウジからインドへの輸入が314億米ドルだった。