京都精華学園が大接戦を制す

京都精華学園#18ユサフ ボランレ アイシャットと桜花学園#4深津唯生のマッチアップ

8月6日、北部九州インターハイ2024女子3回戦で2年連続で夏冬連覇を果たしている京都精華学園(京都)と桜花学園(愛知)のライバル対決が実現。桜花学園リードで前半を終えると3Q京都精華学園が追いつき、その後は大接戦に。1点差を追う京都精華学園は残り7.7秒からのオフェンスでNo.18ユサフ ボランレ アイシャットが得点。65-64で激戦を制した。 【表】『北部九州インターハイ2024』女子トーナメント表 両者は昨年決勝で対戦し、京都精華学園が88-65で勝利している。その京都精華学園はまずNo.18ユサフ ボランレ アイシャットがインサイドで得点。さらにNo.6桃井優がクイックネスを生かしてレイアップを沈める。一方、リベンジを狙う桜花学園はNo.6阿部心愛がポストプレーから得点。しかし、互いにディフェンスが目立つ展開となり、残り5分で京都精華学園の7-6と得点が伸びない。しかし、1Q後半に入るとアップテンポな展開に。京都精華学園はNo.5橋本芽依が早い展開からレイアップを成功。さらにNo.18ボランレがリバウンドから決めてわずかにリードを奪ったが、桜花学園はオフェンス・リバウンドを確実に奪うと、No.4深津唯生、No.6阿部が3Pシュートを成功。さらにNo.7白石弥桜もミドルシュートを沈めて逆転。No.11金澤杏の3Pプレーも飛び出し、桜花学園の22-15で1Qを終えた。 京都精華学園は2Q、No.13満生小珀、No.18ボランレがミドルレンジから得点すると、No.6桃井がフリースローで追加点。3点差まで縮める。ここからは互いに得点する展開に。桜花学園は素早いパス回しでオープンを作ってNo.7白石、No.4深津が得点。京都精華学園はNo.4林咲良、No.18ボランレがインサイドで決めると、3Pシュートも決める。僅差での攻防が続き、桜花学園の37-35でハーフタイムを迎えた。 3Q、京都精華学園はNo.5橋本のスリーで1点差にすると、No.18ボランレのフリースローで40-39と逆転。すぐに追いつかれたが、No.4林、No.5橋本が得点源となり、52-44と一気に8点のリードを作って3Qを終えた。京都精華学園は3Q17-7としている。 桜花学園は4Q、No.9三國 ソフィアエブスがインバウンズから得点。さらにNo.11金澤、No.4深津が得点し、点差を詰めていく。残り6分で6点差、ここでNo.4深津はチームメイトに「ここからだよ！」と大きな声を出して気を引き締める。するとNo.11金澤がフローターを沈め、No.6阿部が速攻から得点。残り3分半で60-61と1点差とすると、No.9三國がオフェンスリバウンドから決めて逆転に成功。さらにNo.7白石も決めて残り1分54秒で64-61に。タイムアウトを取った京都精華学園は、No.18ボランレに入れてNo.7石渡セリーナが決めて得点。残り1分で1点差となる。 桜花学園のオフェンス、残り23.4秒でNo.6阿部がオフェンスファウルを取られて相手ボールに。1点差を追う京都精華学園は残り7.7秒からのオフェンスでNo.18ボランレにボールを託して得点。すぐに桜花学園はフロントコートにボールを運ぶと、No.9三國が3Pシュートを放ったが、決まらず。京都精華学園が65-64で激戦を制した。