両国駅 “幻の” 3番線ホームで花見酒!? いいちこ緑茶割りを楽しむ「いい茶こ 桜ステーション」
東京の桜の開花は例年3月下旬ごろだが、JR両国駅の “幻の” 3番線ホームのお花見スポットで、焼酎「いいちこ」の緑茶割り「いい茶こ」を楽しむイベント「いい茶こ 桜ステーション」が開催中だ。 【写真】緑茶の香りと旨みを引き出す「いい茶こ」のおいしい作り方 中央・総武線の1・2番線ホームより低い位置に並んでいる3番線ホーム。普段使われていないこのホームは、かつて房総方面への長距離列車が発着しており、両国駅がターミナルだったころの名残だ。そんな “幻の” 3番線ホームを満開の桜で装飾し、ひと足早いお花見を楽しめるのが「いい茶こ 桜ステーション」である。
両国駅の歴史を展示する両国ステーションギャラリーを抜け、3番線ホームに足を踏み入れると、ピンクと白のちょうちんがぶら下がり満開の桜の花に気分が盛り上がる。テーブルには小さなソメイヨシノが飾られ、紙コップ、いいちこカップ、氷、水、緑茶ティーバッグ4種類とオリジナルマドラーを設置。4種類の緑茶の中から2種類を選んで飲み比べできるという趣向だ。
さて、ここで緑茶ティーバッグを使った「いい茶こ」の作り方を伝授しよう。まず、紙コップに選んだ緑茶ティーバッグを1つ入れ、その上から氷を満たす。さらにいいちこ1に対して水3の割合で紙コップに注ぎ、マドラーでステアして茶葉が開いたら出来上がり。佐賀県産 うれしの水出し茶ティーバッグ(佐賀)、のんべえ茶師が考えた緑茶ハイのためのお茶(静岡)、富士宮産深蒸し茶ティーバッグ(静岡)、日本お茶割り協会・奥富園協働合組 お茶割り専用萎凋煎茶(埼玉)から好きな2種類が選べる。
実は居酒屋さんでしか緑茶ハイを飲んだことがない記者。緑茶ティーバッグで緑茶ハイ? と少々心配だったが、いわゆる氷出しの緑茶と同じような淹れ方なので、お茶の甘みが引き出されて非常にマイルドな味わいになった。
さらに、販売ブースにはいいちこの製造元のある大分県ゆかりのおつまみが勢ぞろい。この日はおおいた唐揚げせんべい、かぼす塩ポテト、鍋焼ちゃんぽんをチョイス。冠地どりの風味のせんべいと爽やかな酸味の塩ポテト、どちらもいい茶こがよく進むのだが、寒の戻りが予想される期間におすすめしたいのが鍋焼ちゃんぽん。カセットコンロで作るので周囲の空気が暖まり、もちもちの生麺と本格的なちゃんぽんスープはインスタントとは思えないおいしさ。 オリジナルマドラーはお土産にもらえるので、自宅や仲間うちでいい茶こ飲み会を催す時に使うと話題になりそう。「いい茶こ 桜ステーション」はJR両国駅 3番線ホームにて3月10日まで。入場料は1000円、事前予約制(当日席販売も若干数あり)。