発災3週間も通行止め解消2割満たず…沿岸部“土砂崩れ”で道路復旧難航 能越道一部解除は2月上旬めど
災害ボランティアを受け入れるうえで、被災地へ向かう道路の復旧は急務です。石川県は能登半島地震で被災した道路の復旧について今後の見通しを示しました。 25日午後2時時点で、県が管理する道路は75か所で通行止めとなっていて、最も多かった今月4日(93か所)と比べると18か所の通行再開にとどまっています。このうち輪島市の中心部と門前町浦上を結ぶ輪島浦上線(県道38号)は特に被害が大きく、その周辺に向かう林道の応急復旧だけで少なくとも数か月はかかる見通しです。 また、のと里山海道と能越自動車道、そして珠洲市から輪島市門前町の間の国道249号は国が権限を代行し復旧工事にあたっています。このうち能越道ののと里山空港ICと穴水ICの間は2月上旬の復旧を目指す一方、のと里山海道の横田ICと穴水ICの間は復旧のめどが立っていません。
北陸放送