【広島】3カード連続勝ち越しで貯金6 首位堅守! 九里が完封勝利で3勝目 4回無死満塁から矢野が2死となるも先制打 松山が追加打
■プロ野球 交流戦 西武0ー5広島 (13日 ベルーナドーム) 広島は西武に今季8度目の完封勝ち、3カード連続勝ち越しで30勝24敗4分の貯金6とした。交流戦は8勝7敗。先発・九里が9回を2安打無失点で今季初、自身6度目の完封勝利を挙げ3勝目。打線は4回に無死満塁から2満塁となるも矢野が2点タイムリーを放ち先制。7回には松山と途中出場・大盛のタイムリーで3点を加えた。 スタメンは菊池がベンチ。1番センター・秋山、2番レフト・宇草、3番ショート・小園、4番ライト・末包、5番ファースト・原口、6番サード・田中、7番・キャッチャー・坂倉、8番ファースト・佐藤、9番セカンド・矢野のオーダーを組んだ。 西武の先発ボー・タカハシに1回、秋山が四球、宇草は中飛、小園は二ゴロ併殺打で3人で終わる。 先発・九里は今季11度目の登板、試合前まで2勝4敗、防御率2.95。前回の6月6日・日本ハム戦(マツダスタジアム)は7回を4安打1失点(自責1)で勝ち投手、自身2連勝中だった。 九里は1回1死から西川の二ゴロを矢野がファンブル、栗山に四球で1死一・二塁に。中村剛を空振り三振、陽川を中飛に打ち取った。 2回の攻撃で先頭・末包が死球、松山が一ゴロ、田中は三飛、坂倉が右安打で2死一・三塁とするも佐藤は空振り三振で先制できず。 九里は2回1死から源田に左安打、古賀の犠打で2死二塁から滝澤に右飛に打ち取り得点を与えず。 打線は4回、先頭・末包が二内安打、松山が四球、田中の三塁前のバントが内安打となり無死満塁の絶好機に。坂倉は空振り三振、佐藤は一ゴロ、しかし矢野がフルカウントからセンターへ2点タイムリーを弾き返し先制。 九里は3、4回をともに三者凡退に抑える。5回の攻撃で1死から小園が左安打、末包は空振り三振、松山は中安打で2死一・二塁から田中は見逃し三振で追加点は挙げれず。 九里は5回、源田を一直、古賀を三ゴロ、滝澤に四球も長谷川を遊ゴロに打ち取る。5回まで1安打ピッチング。 6回の攻撃で先頭・坂倉がツーベース、佐藤の投前バントが内安打、矢野が犠打を決め1死二・三塁に。秋山は浅い左飛、代打・菊池が遊ゴロで好機を活かせない。 九里は6回2死から中村剛に左安打も陽川を三ゴロに打ち取った。 打線は7回に小園が内安打に二盗、末包が右安打で無死一・三塁から松山がレフト線に2点タイムリーツーベースを運び、4ー0とする。さらに途中出場・大盛がライトへタイムリーを飛ばし、5ー0とリードを広げた。 九里は7回も元山、源田、代打・山野辺を3人で退け8回は滝澤を二ゴロ、長谷川を三直、代打・鈴木を二ゴロに打ち取った。 九里は9回も栗山、中村剛、陽川と3人で抑え完封勝利で3勝目を挙げた。九里は9回を130球、2安打2四球6奪三振の無失点で今季初、自身6度目の完封勝利。