購入しただけで安心するのは絶対NG! …防犯対策専門家が伝授する「初心者が購入するべき防犯グッズ」
突然ですが、不審者に突如として襲われたら…と想像したことはないでしょうか? たとえば夜道を1人で歩いている時に「ひったくり」や「ストーカー」に遭遇することは、可能性として少なくありません。特に女性であれば単独で行動する際、周囲に注意を払う必要があります。 【動画】不審者をバッターンと一撃で倒す女性…防犯グッズの衝撃動画に「えっナニコレ!」 そんな時に重宝するのが「防犯グッズ」ですが、初心者の場合「何を買えばいいの?」「いざ、という時に使えるか心配…」など様々な疑問が浮かび上がるでしょう。そこで防犯グッズ初心者の疑問を解消するため、防犯対策専門家である京師美佳氏に、詳しく話を伺いました。
初心者は防犯ブザーがオススメ!
――最近は自分の身を守るための防犯グッズが手軽に入手できる時代ですが、夜道に襲われる女性にとってどのようなグッズを常備するべきでしょうか? また、初心者にオススメのものがあれば、ぜひ教えてください。 「防犯ブザーをお持ちになるのが良いかと思います。様々な護身グッズがありますが、正当な理由(ストーカーに狙われているなど)がなく持ち歩くのは、軽犯罪法違反になる可能性があります。 また、そのような理由がなくても、スタンガンなどは近づかないと使用できないものなので、相手に奪われると自分に危害を加えられることになって危険です。 正当な理由がある場合は、距離をとって使用できる催涙スプレーが良いかと思います。ただし、催涙スプレーにもOCガス(唐辛子成分スプレー)、CNガス(化学薬品)と2種類あり、人体に影響がないOCガスのものを使用するのがいいでしょう。CNガスは火傷などケガをすることもあり、場合によっては過剰防衛となる可能性もあります。 防犯ブザーを所持する場合は、100デシベル以上のものを用意してください。110デシベルはパトカーのサイレンの音に匹敵する音量で、それくらいの大きさがないと、周りは危機を感じて通報してくれません。最低でも、80デシベル以上のものを購入するのがいいでしょう」