広島カープ 今季 初勝利つかむ アドゥワ誠の熱投 開幕3連戦振り返り “初の開幕投手” 九里亜蓮 いきなり猛打賞の小園海斗
懸命のバックホームでしたが、アウトにすることはできず、これが決勝点に…。逆転負けの新井カープは、2年連続で開幕戦、黒星スタートとなりました。(DeNA 4ー3 広島) ■3月30日(土)DeNA vs. 広島(横浜) 2戦目の先発は、黒原拓未 。森下暢仁 の先発回避でマウンドを託された3年目の左腕でしたが、初回、先頭打者の度会に対してボールが抜けてしまい、わずか3球で危険球退場となってしまいます。 4回には、3番手・大道温貴 が渡会に2試合連続となるツーランホームランを浴びてしまいます。 カープは6回、代打でプロ初打席の 久保修 。カープファンの期待を乗せた大きな打球は、惜しくもセンターのグラブに収まります。 意地を見せたいカープは9回、2塁・1塁のチャンスを作り、打席には前の試合3安打の 小園海斗 。一矢報いるタイムリーを放ちます。しかし、反撃もここまで。開幕の敵地・横浜で2連敗となりました。(DeNA 6ー1 広島) ■3月31日(日)DeNA vs. 広島(横浜) 強風の中、行われたDeNAとの開幕3戦目。なんとか1勝がほしいカープは、1回に先制を許しますが、2回、秋山翔吾 がフォアボールで出塁すると、坂倉将吾 がレフト前ヒット。この当たりで秋山と坂倉は好判断で塁を進め、ノーアウト・3塁・2塁とします。 ここで打席に立つのは、そろそろヒットがほしい、売り出し中の 田村俊介 。ヒットとはなりませんでした(1塁ゴロ)が、これが田村のプロ初打点となります。秋山がホームを踏んで、同点に追いつきます。 続く3回、打席に立つのは、今季、初スタメンの2番・田中広輔 。本人が「初球から思い切っていった」と語る打球はスタンドへ。勝ち越しに成功します。 投げては、先発として初めて開幕ローテに名を連ねた アドゥワ誠 。開幕戦から苦しめられているDeNAのドラフト1位ルーキー・度会を空振り三振に仕留めるなど、絶好調のリードオフマンを封じ込めます。
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