今週末まで台風の間接的な影響 ゲリラ豪雨が頻発 お盆期間も猛烈な暑さ 2週間天気
新たに発生する台風は、直接的な影響はなくても、局地的な大雨の一因になりそう。また、西日本を中心に猛暑が続き、お盆期間も真夏のような暑さ。熱中症対策を万全に。
8日(木)～14日(水) 台風から離れていても注意
今日7日(水)の夜には、父島の南にある熱帯低気圧が台風に発達し、今週末にかけて東の海上を北上する予想です。小笠原諸島は、明日8日(木)明け方にかけて、激しい雨の降る所があるでしょう。九州から関東は、台風から離れていても暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に雨雲が発達しそうです。急な激しい雨や雷雨にご注意ください。10日(土)から11日(日)山の日は、東北や北海道の太平洋側で雨が降りやすく、大しけとなるおそれがあります。 12日(月)振替休日以降は、日本海側ほど晴れる時間が長いでしょう。太平洋側も晴れ間は出ますが、午後を中心ににわか雨や雷雨の所がありそうです。 最高気温は、九州から東海では35℃以上の猛暑日が続く所もあり、大阪や名古屋など体温を超えるような暑さになるでしょう。関東も10日(土)と11日(日)山の日をピークに、猛暑日地点が増えそうです。全国的に気温の高い状態が続きますので、昼夜を問わず、エアコンの使用やこまめな水分補給など、熱中症対策を心がけてください。
15日(木)～20日(火) 西日本を中心に猛烈な暑さ
15日(木)以降は西日本を中心に晴れて、厳しい残暑が続くでしょう。東海や関東、東北は晴れていても、天気の急変に注意が必要です。北海道は、雲が広がりやすいでしょう。沖縄も湿った空気の影響で、傘マークがない日でもザッと雨脚の強まることがありそうです。 最高気温は、全国的に平年より高い日がほとんどでしょう。九州から東海は35℃前後の日が多く、猛暑に終わりが見えません。最低気温は、沖縄や九州から東北で25℃以上の所が多く、熱帯夜が続きそうです。お盆を過ぎても、暑さを感じる時間が長いでしょう。体調管理にご注意ください。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子
