こんなもの使うの?『élan vital』深作シェフの驚くべき道具活用術
こんなもの使うの?『élan vital』深作シェフの驚くべき道具活用術
皆さんは、料理をするときに様々な調理器具を使うだろう。包丁・まな板・鍋などキッチンや厨房にはお馴染みの調理器具がたくさん置かれている。でも、少し視点を変えてみて欲しい。料理をするのにお決まりの調理器具だけではつまらない、道具は厨房にあるものだけではない、発想を転換すればアレもコレも新しい使い方が見えてくるのだ。 今回は道具フェチと自他共に認める有名店シェフが普段料理に使うことがない道具を料理に活用する方法を教えてくれたので早速紹介しよう。
奇想天外な用途の変換! その根源に迫る
「東急ハンズやドン・キホーテが好きですね。時間ができると見に行きます。この間も『何かに使えるんじゃないか』と、ヘアアイロンの前で1時間くらい見入ってしまいました(笑)」と語るのは、『エラン ヴィタール』の深作直歳シェフだ。どうやらイメージ先行で、実現させる道具を探すこともあれば、道具ありきで料理へと昇華させる場合もあるらしい。要は根っからの道具フェチなのだ。その目で選んだ多種多様な道具で、見事に美しい一皿を作り上げる。あっと驚くヒミツ道具を駆使して料理を仕上げる様はまるでドラえもんのようだ。さて、そんな深作シェフの四次元ポケットには、他に一体何が入っているのだろうか?
【陶芸用ロクロ】綺麗な螺旋を描いて、お手軽ソースデコ!
家庭で陶芸を製作する際に重宝する簡易的なロクロ。皿を乗せれば、プレートデコレーションも簡単に描くことができる。ロクロは、手頃なものなら2、000円前後で手に入る。 ロクロの上に、ロクロと同じくらい大きさの皿を乗せる。皿を乗せたまま何度か回して均一に回転することを確かめる。準備ができたら本番。皿を回しながら、チョコレートなど、好みのソースを入れたディスペンサーボトルで中心から外側に向けて少しずつずらしながら描いてゆく。 ロクロを使うことで、あっという間に難易度の高いプレートデコレーションが完成するのだ。