「負けるのが嫌」上地結衣が世界へ挑戦する姿を追うドキュメンタリー 映画『The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。』
プロ車いすテニスプレイヤー・上地結衣が世界に挑戦する日々を追いかけたドキュメンタリー、映画『The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。』の予告映像とメインビジュアル、場面写真が公開された。 先天性の病で、成長と共に歩行が困難になり車いす生活となった上地結衣は、11歳でテニスを始め、高校3年生でロンドン2012パラリンピック競技大会に出場、高校卒業後はプロに転向し、親元を離れて18歳から単身海外遠征へ、20歳で世界ランキング1位を獲得した。2017年には、全豪オープン、全仏オープン、全米オープンで優勝、年間王者に。リオ2016パラリンピック競技大会は銅メダル、東京2020パラリンピック競技大会は銀メダルを獲得。そんな彼女の前には、オランダのディーデ・デフロート選手が立ちはだかり、上地は、6年間世界ランキング2位に甘んじることとなった。 この度公開された予告映像では、2023年“ABN AMRO OPEN”のディーデ・デフロート選手との試合で、決勝まで上がるも負けてしまい、準優勝という結果となった上地の姿が映し出される。「負けるのがすごい嫌なんですよね」「“負ける”っていうそれが本当に悔しくて」と語る彼女の“勝ってもらうメダル”へのこだわりとは。 映画『The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。』は、2024年10月18日(金)より全国順次ロードショー。
otocoto編集部
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