「引き締まった気持ち」新人議員2人が初登院 広島
特別国会が召集され、先月の衆議院選挙で当選した新人議員たちが初登院しました。 岡森吉宏記者「よろしくお願い致します。ネクタイは赤なんですね」 国民民主党 福田玄衆議院議員「そうですね、一応イメージがあるんで」 国民民主党の福田玄さんは先月27日に投開票された衆議院選挙で広島2区から出馬し、小選挙区では敗れたものの比例で復活当選した1年生議員です。 11日からの特別国会に向けて10日、広島市西区の実家で荷造りに追われていました。玄関には大量の名刺が。 国民民主党 福田玄衆議院議員「新品のサラに新品すぎて・・・裏は地元の事務所が決まっていなくて東京の議員会館の事務所だけ。いろいろ準備を急いでやっている感じですね」 ワイシャツやネクタイなどスーツ一式にアイロンまで。次から次へとカバンに詰めていきます。 中には初登院前ならではのこんなものまで。 国民民主党 福田玄衆議院議員「これ(当選証書)がないと今新幹線に乗れない状況で。議員パスが11日に発行されるので、それまではこれで代わりにしてくださいねと。JRさんも結構戸惑われたりしますね」 駅員に切符と当選証書を見せいざ、東京へ! 到着後、そのまま向かったのは永田町の議員会館。 岡森記者「議員会館に入るのは何回目ですか?」 国民民主党 福田玄衆議院議員「自分の部屋は2回目かな」 衆議院選挙では積極的なSNS発信で現役世代からの支持を集めましたが、福田さんは投稿には細心の注意を払っているといいます。 国民民主党 福田玄衆議院議員「最近SNSとかだから意図しないところで切り取られたりして、そこだけ使われちゃってすごく炎上することもある。怖いし発言一つで政局も変わっちゃうこともある」 「103万円の壁」の見直しや減税などを掲げ大幅に議席を増やした国民民主党。 政局のカギを握ると、連日注目の的になっていますが新人議員の思いは? 国民民主党 福田玄衆議院議員「ニュースでは政局的なところにスポットが当たりがちなんですけれども、国民民主党が訴えてきた公約をどう実現できるのかを第一に考えて、どういった形になるのかが大切だと思っています」 岡森記者「(11日)午前8時です、国会が開門しました。当選した議員が1歩1歩国会議事堂へと歩みを進めます」 総理大臣指名選挙の行方に注目が集まる中迎えた初登院。 岡森記者「いよいよこれからですね。どんなお気持ちですか?」 国民民主党 福田玄衆議院議員「本当に引き締まった気持ちというのが正直なところですね」 そして、広島県選出のもう一人の初登院議員。 3区から出馬し比例復活した立憲民主党の東克哉議員も意気込みを語りました。 立憲民主党 東克哉衆院議員「いよいよ始まるなという実感がわいてきたなという感じですね。私が訴えてきたことをどうやったら実現できるかということを身をもって経験値を積んでいきたい」 衆議院本会議で行われた総理指名選挙では決選投票の末、石破茂総理が選出されました。 今夜、第2次石破内閣が正式に発足します。 国民民主党 福田玄衆議院議員「首班指名もありましたし、さまざまな党の会議もありましたしドタバタの1日ではありましたが、すがすがしい気持ちで1日を終えることが出来ました」