【低負荷時は2気筒で動く】新型キャデラックXT4 最新デザインランゲージでリフレッシュ
新型モデルのインテリアは?
■デザインを一新、上質へのこだわりと先進テクノロジーで快適さを追求した室内空間 インテリアにも、新しいキャデラックのデザイン言語を表現。新素材のメタルインサートや高品質なレザートリム、リアルカーボンを採用したドアトリムなど「本物の素材を使う」キャデラックの伝統を継承したという。 ジェットブラックの内装には、ブルーステッチのアクセントを施し、上質かつスポーティで心躍る空間を創造している。 またロングホイールベースの緻密なパッケージングで、広々とした室内空間と快適な乗り心地を提供するとともに、ラゲージスペースを両立。クラストップレベルのリアのレッグルームや、カーゴスペースは通常時637L、リアシートバックレストを倒せば最大1384Lまで拡大可能だ。 ラグジュアリーなインストルメンタルパネルには、湾曲したデザイン性と視認性に優れた9K解像度の33インチアドバンストカラーLEDディスプレイを装備し、スマートなドライビングをサポート。 さらに、歴史と伝統ある音響・録音システムメーカーAKGが手がけたAKG14スピーカーオーディオシステムが、堅牢なボディとラミネート遮音ガラスとの相乗効果で、極上の音響空間を生み出し、快適で上質なドライブを実現するという。
走行性能と安全面は?
■卓越したパフォーマンスと高効率を両立したスポーティな走行性能 「キャデラックXT4」は、クラストップレベルの230psを誇る2L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。 ツインスクロールターボチャージャーにより、低回転域から鋭いレスポンスを発揮する一方、低負荷時には4気筒のうち2気筒を休止するアクティブフューエルマネジメントシステムによって燃費効率を向上させる。 さらに、9速オートマティックトランスミッションの滑らかでシームレスなギアチェンジは、俊敏な加速と高速巡航時の低燃費を強化する。 また、卓越したパフォーマンスと高効率のため、インテリジェントなツインクラッチAWDシステムを標準装備。左右後輪間の駆動トルクも最適に制御するトルクベクタリング機能により、精密なハンドリングを実現しているという。 加えて4つのモードから選択可能なドライブモードセレクターや減衰力可変のアクティブスポーツサスペンションにより、どんな路面状況でも確実で俊敏かつしなやかな走行性能が実現した。 ■ドライバーに寄り添った革新的な安全機能と運転支援システム 新型モデルには、先進的な安全装備とより安心感を与える運転支援システムが標準装備され。エマージェンシーブレーキシステムは、カメラやセンサーを用いて検出された車両や歩行者との衝突リスクを回避、または軽減するため自動的にブレーキをかけるなど、緊急時にドライバーの操作をサポートする。 アクティブセーフティを強化するリアカメラミラーは、通常のルームミラーとして使用するだけでなく、デジタルミラーに切り替えることで、広角な後方映像を表示することも可能で、角度調整やズーム機能を駆使し、視界や視認性を高めて、より安全な運転環境をドライバーに提供する。
AUTOCAR JAPAN(執筆)