遠藤航にプレミア3クラブとインテルが関心と現地報 本人は残留希望も「忠誠心と献身が報われるかは未知数」
リバプールの遠藤航に複数の欧州クラブが関心を示しているようだ。現地メディア『ANFIELD INDEX』が10月12日、遠藤の特集記事を配信。今季ここまで、所属クラブにおいて公式戦で満足に出場時間が得られていない遠藤に対し、「新たな移籍の噂の渦中にいる」と報じている。 【動画】マンCとの大一番で際立ったパス! 遠藤航の決定機創出シーン アルネ・スロット新監督の下、リバプール2年目のシーズンを迎えた遠藤だったが、ここまで公式戦では僅か4試合にとどまっている。昨季はレギュラーとしてチームの躍進を支え存在感を示していただけに、シーズン序盤ながらも、やはり欧州有力クラブのターゲットとなっているようだ。 同メディアによると、プレミアリーグのフルハム、イプスウィッチ・タウン、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズと、セリエAのインテル・ミラノが遠藤に対し、来年1月、またはシーズン終了後での獲得を検討しているという。 名前が挙がったクラブそれぞれが、遠藤を即戦力と評していると伝える同メディアは、「(リバプールで)プレー時間が限られているエンドウに移籍の道が開けることを期待し、4クラブとも彼の状況を注視しているのだろう」などと動向を伝えている。 その一方で、夏の移籍市場ではマルセイユからのオファーをクラブが拒否したと振り返るとともに、「リバプールに残るというエンドウ自身の強い意思がある限り、移籍の実現は簡単ではないだろう」と指摘。それでも、「スロットが若手選手の獲得に関心を示しているため、リバプールがエンドウを売却して資金を調達するという可能性もある」と見通している。 同メディアは、「エンドウを放出するかどうかについて、ファンの意見は分かれるかもしれないが、困難なシーズンを乗り切るためには層の厚さが必要であることは間違いない。エンドウが残ることで、彼の経験と価値が提供され続けるだろう」と見解を示し、さらに「彼の忠誠心と献身がリバプールで報われるかどうかは未知数だが、ファンから常に感謝されることは間違いない」として、チームにおける背番号3の重要性を強調している。 遠藤本人の意思もあり、クラブから離れる可能性は現時点では高いとは言えないかもしれない。だがこの先、シーズンが進むにつれ、他クラブからの視線がさらに熱を帯びていくことも間違いないだろう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]