有村藍里「“小さな夢を少しずつ叶えていく生き方”だっていい」“肩書き”がなくもがいた経験があるからこそ気づいたこと
「小さな夢を叶えていく生き方」だっていい
大きな将来の夢はなくても、挑戦し続けることで芽生える“自分が叶えたいこと”って実は身近にあったんだなって思います。今までしてきたことは私にとっては叶えたい夢でした。 変わりたい、知らないことを知りたい、したことないことに挑戦したい、視野を広げたい、それは全部私の小さな夢。 挫折したことや色々なことがあったけど、続けてきたからこそ挑戦したいことはどんどん増えていきました。 お芝居をすることや、美容やファッションに携わるお仕事、夢のまた夢だと思っていたことが少しずつ叶えられて、やっと小学生の時に卒業文集で大きく掲げた「私の将来の夢」に辿り着くことになるのですが、小学生の時に思い描いたような自分になれているかはわかりません。ただ、その夢は少し叶った気がしています。 今の私は「将来の夢は?」と聞かれてもまたきっと答えが出せない。ここに辿り着くまですごく怖かったし、今までは答えられないとみんなから置いていかれるんじゃないかって不安になっていました。将来の夢もないのに私は進んでもいいの?そもそも進めるのか?って。 明確なビジョンがある方がいいと思います。けれど、私みたいに少しずつでも一つ一つ進みながら自分の好きなことを知ったり、してみたいことを見つけたりして、小さな夢を叶えていく生き方もあります。 いつかこれが私の将来の夢だ!と思えるものと出会えるかもしれないし、もう出会っているかもしれない。 焦った時は一度立ち止まってみるのもいいと思います。自分で選択をして挑戦してみて、もし違ったらまた次を探せばいいと思います。私はこれからも一歩ずつでも進み続けてみます。 最後まで読んでくださってありがとうございました。 有村藍里
【Profile】 有村藍里(ありむら・あいり)
1990年8月18日生まれ/O型/兵庫県出身 趣味:カメラ 中学時代に引きこもりで人見知りでネガティブな性格であり、そんな自分を変えたくて、16歳の時に芸能界入り。引きこもりやネガティブな性格から脱却するための努力や逆境を乗り越える姿が、同じような境遇の悩みを抱える女性から多くの支持を得ている。2019年3月、美容整形を受けたことを公表し、その正直に打ち明ける姿と有村が持つ雰囲気により多くのファンから共感を得た。