天才作曲家の“世紀の悪妻”アントニーナの狂愛を、鬼才キリル・セレブレンニコフが大胆な解釈で映像化 映画『チャイコフスキーの妻』
天才作曲家チャイコフスキーを盲目的に愛した“世紀の悪妻”アントニーナの知られざる実像に迫った伝記映画『チャイコフスキーの妻』。この度、本作の予告映像が公開された。 本作は、『LETO -レト-』『インフル病みのペトロフ家』などの鬼才キリル・セレブレンニコフ監督の日本公開最新作。女性の権利が著しく制限されていた19世紀後半の帝政ロシアを背景に、チャイコフスキーが同性愛者だったという、ロシアではタブー視されてきた事実を明確に描き、夫婦間の知られざる真実に迫る。 「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などで知られるロシアの天才作曲家、ピョートル・チャイコフスキーには、かねてから同性愛者だという噂が絶えなかった。やがて彼は、恋文で熱烈求愛する地方貴族の娘アントニーナと、世間体から結婚する。しかし女性への愛情を抱いたことがないチャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻。夫から拒絶されるアントニーナは、孤独な日々の中で狂気の淵へと堕ちていく。 主演を務めるのは、大規模なオーディションで見出されたロシア映画界の新星、アリョーナ・ミハイロワ。 映画『チャイコフスキーの妻』は、 2024年9月6日(金)より全国順次公開。
otocoto編集部