「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」あす31日開幕 15カ国・地域から128機集結
カラフルな熱気球が秋空を彩る「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が31日、佐賀市の嘉瀬川河川敷で開幕する。11月4日まで、15カ国・地域の計128機が参加する予定。 【写真】「夜間係留」でバーナーの炎に照らされた多くの熱気球 主な競技では、地上の的に向かって飛んで小袋を投下し、距離が近いほど高得点になる。熱気球にはハンドルがなく、前後左右の移動は風任せ。取り付けたバーナーを点火したり止めたりして上下に動かし、高度で異なる風向きをつかんで的を目指す。 競技飛行は午前7時と午後3時からの1日2回(最終日は午前のみ)。離陸場所や競技種目は、当日の天候や風を踏まえ、競技委員と選手の会議で決定する。強風や雨で中止になることもあり、情報は会場のアナウンスや公式ウェブサイトなどで確認できる。 動物やキャラクターをかたどった気球17機が並ぶ「バルーンファンタジア」は各日午前9時ごろから、熱気球の夜間係留は3、4日午後6時半ごろから予定されている。 ◇ ◇ 会場へのアクセスについて、運営委員会は今年も公共交通機関の利用を呼びかけている。JR九州は例年通り、会場に隣接した「バルーンさが駅」を長崎線の鍋島-久保田間に開設。会場と市中心部を結ぶ「街なか」シャトルバスは午前9時~午後5時に運行する。運営委=0952(29)9000。 (田中早紀)