五輪代表の素根輝は軽傷 アジア選手権で左膝痛める/柔道
柔道女子日本代表の増地克之監督が24日、アジア選手権(23日まで、香港)から羽田空港着の航空機で帰国。パリ五輪の78キロ超級代表に内定しており、同大会準々決勝で左膝を負傷して途中棄権した素根輝(パーク24)の状態について、軽傷だったことを明かした。 23日に帰国して診察を受けたところ、半月板などに大きな損傷はなく、靱帯(じんたい)の古傷に痛みが出たと診断されたという。1週間ほどで痛みは取れるということで、5月10~12日のグランドスラム・カザフスタン大会には予定通り出場する意向。増地監督は「大事に至らなくてよかった」と胸をなでおろしていた。