40~50歳代「おひとりさま」貯蓄の平均はいくらですか?手取り収入から貯蓄に回す割合はどれほどか
効果的な貯蓄ポイント3選
貯蓄を効果的に増やすためには、以下のポイントを踏まえましょう。 ・先取り貯蓄をする ・固定費を見直す ・不要な支出を減らす それぞれのポイントについて確認しましょう。 ●先取り貯蓄をする 先取り貯蓄とは、毎月の収入から先に一定の割合を貯蓄に回す貯蓄方法です。 先取り貯蓄をすれば、残ったお金で生活をやり繰りする必要があるので、不要な支出を見直せるきっかけになるでしょう。 ●固定費を見直す 固定費を見直すのも効果的に貯蓄するためのポイントです。 固定費の見直しとは、家賃やスマホ代といった定期的にかかる費用を見直して支出額を削減します。 家賃は手取り収入の3分の1が目安です。 スマホ代や有料動画サービスなどを見直して、貯蓄に回せるお金を捻出すると良いでしょう。 ●不要な支出を減らす 最後に、不要な支出を減らします。 ギャンブルやゲームへの課金といった「浪費」にあたる項目を減らせば、貯蓄や投資に回す金額が多くなるでしょう。 そのため、不要な支出があれば減らすように工夫してください。
まとめにかえて
40歳代と50歳代が手取りから貯蓄に回す割合は、平均14%でした。 全く貯蓄に回す余裕がない世帯も多く、実際に貯蓄の中央値は100万円未満となっています。 貯蓄ができない理由は人それぞれですが、今回紹介した効果的な貯蓄ポイント3選を参考に、まずは不要な支出の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」 ・株式会社タンタカ「お金を借りる即日融資ガイド110番」
川辺 拓也