40~50歳代「おひとりさま」貯蓄の平均はいくらですか?手取り収入から貯蓄に回す割合はどれほどか
手取り収入から貯蓄に回す割合
一般的に、貯蓄をする場合は収入から回します。 40歳代と50歳代のおひとり様は、手取り収入からいくら貯蓄に回しているのか、それぞれ確認しましょう。 ●40歳代の実態 40歳代が手取りから貯蓄に回す割合は、平均14%でした。 貯蓄に回す割合について、それぞれ確認しましょう。 ・平均:14% ・5%未満:3.1% ・5~10%未満:8.8% ・10~15%未満:13.5% ・15~20%未満:6.2% ・20~25%未満:11.9% ・25~30%未満:1.6% ・30~35%未満:7.3% ・35%以上:12.4% ・貯蓄しなかった:35.2% 40歳代が手取り収入から貯蓄に回すボリュームゾーンは「手取りの10~15%未満」でした。 しかし、一方で「貯蓄しなかった」割合が35.2%となっています。 つまり、全体のおよそ3分の1が貯蓄をしていない結果となりました。 では、50歳代の割合を確認しましょう。 ●50歳代の実態 50歳代が手取りから貯蓄に回す割合は、40歳代と同じく平均14%でした。 貯蓄に回す割合は、以下の通りです。 ・平均:14% ・5%未満:5.8% ・5~10%未満:10.6% ・10~15%未満:14.2% ・15~20%未満:4.4% ・20~25%未満:8% ・25~30%未満:3.1% ・30~35%未満:7.1% ・35%以上:11.9% ・貯蓄しなかった:35% 50歳代が手取り収入から貯蓄に回すボリュームゾーンは、40歳代と同じく「手取りの10~15%未満」でした。 一方「貯蓄しなかった」割合は35.0%で、およそ3分の1が貯蓄していません。 40歳代と50歳代いずれも、約3割が手取りから貯蓄に回せない実態となっています。 では、なぜ貯蓄ができないのか確認しましょう。
貯蓄ができない理由とは?
少し古いアンケートになりますが、株式会社タンタカは過去に、貯金が10万円以下の独身男女487名にアンケート調査を実施しました。 その結果、貯蓄ができない理由として最も回答率の高かった項目は「給料が少なすぎる」となっています。 一方で「欲しいものをすぐ買ってしまう」「いつの間にかお金が無くなっている」「スマホ代が高すぎる」といった項目も挙げられています。 不要な支出を見直して、少しでも貯蓄に回せる工夫が必要になるでしょう。 しかし、実際に支出を減らして貯蓄できる金額を増やしても、老後を安心して過ごすには効率的に増やす必要があります。 では、貯蓄を効果的に増やすポイントについて確認しましょう。