「中学校教諭」と「高等学校教諭」の平均年収はどう違う?採用倍率は?
中学校教諭と高等学校教諭の採用倍率は?
文部科学省の「令和5年度公立学校教員採用選考試験の実施状況」によると、2023年度の教員受験者数・採用者数・採用倍率は表1の通りです。 表1
※文部科学省「令和5年度(令和4年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント」を基に筆者作成 同調査から、採用倍率に大きな差はないものの、中学校教諭のほうがやや低く、合格しやすいことが考えられます。 教員採用倍率については、全体で過去最高の13.3倍だった2000年度から低下傾向が続いています。中学校の採用倍率は、1979年以降だと、2000年の17.9倍が過去最高で、高等学校については2007年の14.2倍が過去最高でした。
中学校教諭の平均年収は660万6000円、高等学校教諭は699万2000円! 採用倍率はいずれも低下傾向
中学校教諭の平均年収は660万6000円で、高等学校教諭の699万2000円と比較して638万6000円少ないことが分かりました。 2023年度の採用倍率については、中学校教諭は4.3倍で、高等学校教諭の4.9倍よりも低い数値を出しています。平均年収に関しては、「公立か私立か」「役職の有無」などによって差が出ると考えられます。採用倍率については教員全体で減少傾向にあり、教員志望者は貴重な人材であるといえるでしょう。 出典 厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag 中学校教員 高等学校教員 文部科学省 令和5年度(令和4年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部