「女子アナのタレント化」影響?日テレもフジも…若手が「一日警察署長」を務めるワケ【写真多数】
「交通事故を未然に防ぎ、すべての方の大切な命と安全を守ることを誓います」 9月22日、出発式で爽やかに宣言したのは、出身地の埼玉県警飯能署の一日警察署長を務めた、日本テレビの小髙茉緒アナウンサーだ。 【写真アリ】太ももちらり…ミニスカポリス姿の小髙茉緒アナウンサーほか 「日本大学卒業後、2021年入社した小髙アナは、警察官の服装点検、抽選に当選した子供らに自転車用ヘルメットをプレゼントしていました」(参加者) 同日、小髙アナと同じ日テレの林田美学アナウンサーも“公務”にあたっていた。 「林田アナは、早稲田大学卒、2022年入社です。この日は、警視庁葛飾署の一日署長に就任して、町内会の子供たちと特技の太鼓を披露し、交通安全を呼び掛けていました」(別の参加者) 他局であるフジテレビの高崎春アナウンサーも署長に変身した。 「日本赤十字看護大学卒、2024年入社した高崎アナは看護師免許を持つ異色の経歴です。9月8日、警視庁東京湾岸署の一日署長に就任。交通標識など交通ルールをクイズ形式で紹介していました」(居合わせた人) かつては、若手タレントの登竜門だった一日警察署長だが、最近は若手女子アナの起用が多くなっているという。その理由を芸能ジャーナリスト・竹下光氏はこう分析する。 「平成に入ってからの女子アナのタレント化が理由です。テレビ局はイベントなどの警備で地元警察にお世話になることも多いので関係も強く、警察側からもメディアが取り上げてくれると好評です。また、タレントを起用して不祥事に巻き込まれるリスクを考えると、若手女子アナのほうがその不安は低いと警察側が考えているというのも大きいですね」 ときに問題視される女子アナのタレント化だが、意外なWin-Winの関係を生んでいた。