【日本ハム】ベテラン捕手・伏見寅威が〝無休トレ〟宣言「早寝早起き」で体力維持
日本ハムの伏見寅威捕手(34)が9日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設で自主トレを公開。今季は極力休まない〝無休トレ〟で昨季以上の成績を残す意欲を明かした。 プロ13年目を迎えたベテラン捕手は昨季、チーム捕手では2番目の計62試合に出場。チームのリーグ2位躍進に大きく貢献した。今季も昨季同様にチームの目標であるリーグ優勝、日本一に尽力する思いは強い。 だが、今年5月で35歳。この年齢になれば、普段から体を鍛えているプロ野球選手でも体力は徐々に衰えてくる。そこで伏見は、その対策として今季はあえて体を動かしながら体力維持に努めていくという。 「僕も年齢を重ねてきて(これから)体がどんどん動かなくなっていく、といういろいろな人のアドバイスとかもある。そこで休んでしまうとそれ(体力)を取り戻すのに時間がかかる。だから僕はそんなに休まず少しでも動いていく。動き続けていく感じですね」 体を動かし続ければ必然的に蓄積疲労のリスクも高まるはず。だが伏見は、その不安をこう一掃する。 「もちろん(動けば)疲れが残ったりすることもあります。でもそこは体のケアをしていますし、(現役)引退した先輩方からも『休むと年々体が動きづらくなる』ということを聞いたので。だったら今から疲れを残さない感じで動き続けた方がいいかなと。オフでも外に出てたくさん歩いたり。そういうのを意識してやっています」 ここ最近は規則正しい生活も定着。午前6時起床で夜更かししない「早寝早起き」を徹底しながら2月のキャンプインに備えている。 「今季(個人で)残したい数字とかはない。でも、とにかく全てにおいていい1年にしたい」と飛躍を誓う伏見。ベテランのさらなる奮起が期待される。
東スポWEB