飲酒死亡事故「3時間休んだのでいいと」時速100kmで逆走か「早く通り抜けようと」激突
埼玉県川口市で飲酒運転によって男性1人を死亡させた事故で、逆走した乗用車が時速100キロ以上を出していたとみられることが分かりました。 【画像】逆走車は時速100キロ以上 運転手の他に2人の同乗者 事故後に現場から立ち去る
■逮捕男、飲酒後「3時間くらい休んだのでいいと思った」
一方通行の道路を猛スピードで逆走し、別の車に衝突。衝突された車は激しくスピンしながら弾き飛ばされ、乗っていた51歳の男性が死亡しました。 逆走した車を運転していたのは18歳の中国籍の男で、当時、酒を飲んだ状態だったとして、酒気帯び運転と過失運転致傷の疑いで逮捕されました。 逮捕された中国籍の男 「酒を飲んでから3時間くらい休んだのでいいと思った」 警察は、容疑を危険運転致死に切り替えて捜査しています。 男は幅2.5メートルほどの車道で、時速100キロ以上出していたとみられることが新たに分かりました。 逮捕された中国籍の男 「逆走しているのが分かり、早く通り抜けようとした」
■年齢・性別不明の同乗者2人 事故後に徒歩で立ち去る?
また、逆走した車には、運転していた中国籍の男のほか、2人の同乗者がいたことも判明しました。 2人の年齢や性別は不明で、事故後、現場から徒歩で立ち去ったとみられています。 通報した人 「(ドライバーは)普通に『僕、運転してました』みたいな感じで平然と出てきた。救助の方に回っていたんですけど、後ろに乗っていた人たちは現場にいなくて逃げた感じです」 「(Q.そのドライバー以外の人間は?)逃げましたね」 飲酒運転を知りながらドライバーに依頼して乗車した場合、同乗者も2年以下の懲役、または30万円以下の罰金が科されます。 警察は、立ち去った同乗者からすでに話を聞いていて、当時の状況を慎重に調べています。 (「グッド!モーニング」2024年10月1日放送分より)
テレビ朝日