岩田華怜、留学先の米国NYから一時帰国 主演映画が大反響「信じられない思い」
元AKB48で女優・岩田華怜(26)が3日、都内劇場で主演映画「最後の乗客」(堀江貴監督)の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。演技の勉強のため留学中の米ニューヨークから4カ月ぶりに一時帰国し、同じく主演の俳優・冨家ノリマサ(62)らとともに登壇した。 東日本大震災から10年後のメモリアル作品で、東北の町を舞台に、タクシーの運転手と乗り合わせた乗客たちとの交差を描いた55分間のドラマ。宮城県出身の堀江監督がクラウドファンディングで資金を集めて製作。3月に宮城・仙台の1館で上映開始し、その後、世界各国の映画祭で絶賛され、10月から全国公開されている。 堀江監督が「この熱気や感動をどうしても肌で感じてほしくて、岩田さんを口説き落として来ていただきました」と明かすと、岩田は「(本作の盛り上がりをNYでも感じて)私もずっと帰ってきたかったんです!でも『3年間、頑張ってきます。バイバイ!』って言ったので『NYで頑張らないと…』と思っていて…。でも、監督から『絶対に帰ってきたほうがいいです』と言われて『帰ります』と」と一時帰国の経緯を説明。 現地での生活は「4 か月が経ったけど、あっというま過ぎて毎日が戦いです。ふがいなさに涙を流す日々ですが、その倍くらい楽しくてしょうがない充実した日々を過ごしています」と力強く語った。 故郷を舞台にした同作の主演はオーディションを経て勝ち取った。「台本を読ませていただき、『これは絶対にやらせていただきたい』という気持ちが強かった。(オーディションの演技は)感情を出すシーンで『絶対に私がやります!』って勢いだったんで、怖すぎて監督も断れなかったんじゃないかと(笑)」と懐かしそうに振り返った。 2010年の撮影から3年を経ての反響には「今、目の前にこの景色あることが本当に幸せで、信じられない思いです。私はまだまだいけると思っています。日本全国から世界へと届けられるように、もっともっと、大きな奇跡が待っていると信じておりますので、どうか引き続き、みなさんのお力を貸していただけると幸いです」と観客に呼びかけて拍手を浴びていた。
テレビ朝日