「30MF リーベルファイター」レビュー
「30 MINUTES FANTASY(30MF)」シリーズの最新アイテム「30MF リーベルファイター」とそのクラスアップアイテム「30MF クラスアップアーマー」2種がBANDAI SPIRITSより11月23日に発売される。 【画像】「リーベルファイター」(中央奥)と、「リーベルウォーリア」と「リーベルヴァイキング」のクラスアップアーマーの全パーツ 「30MF リーベルファイター」は30MFシリーズのスターターセットとしては第3弾で、CLASSⅠジョブとしては2種めの「ファイター」で、第1弾の「リーベルナイト」とは装備だけでなく素体となる「シルエット」の体型も大きく異なっている。 30MFの世界に存在する「リーベル共和国」に属する攻防を兼ね備えた戦士と、同時発売されるクラスアップアイテム「30MF クラスアップアーマー(リーベルウォーリア)」と「30MF クラスアップアーマー(リーベルヴァイキング)」のレビューを本稿にてお届けしよう。 ■ 基本設計は「リーベルナイト」と同じながら、素体の体型や装備が大きく異なるファイター リーベル共和国に属するリーベルファイターは、CLASSⅠジョブのアックスとラウンドシールドを装備したマクシミリア(機械生命体)だ。ファイターの名に恥じない近接戦闘特化の高い攻撃力と防御力、そして体術能力を併せ持ち、迅速な戦闘スタイルで敵を圧倒するという。胸にあるエレメントコアの属性は「地」で、シンボルカラーはオレンジとなっている。 シルエットの組み立て手順は発売済みのリーベルナイトや「30MF ローザンナイト」とほぼ同じなので、今回は各部位のパーツ構成のみを紹介させていただくこととした。組み立てに関しては、「30MF リーベルナイト/ローザンナイト」のレビューを弊誌にてお届けしているので、そちらを参照していただければと思う。 エレメントコア「地」のリーベルファイターは、リーベル共和国側マクシミリアの共通カラーである明るめのグレーを主体とし、エレメントコアのオレンジがいい感じの差し色となっている。シルエットはリーベルナイトのそれと比べるとやや身長が低めで、その分体型が太めである。頭部は縦に短く、身体の大きさと比較するとかなり小顔に見える。その可動範囲は広く、単体でも優秀な可動素体として楽しめる。 アーマークロスは簡単で、シルエットのパーツ取り外しが必要なのは口と胸のアーマー、交換は手足のリングのみ。後は各部位にアーマーを取り付けていけばいい。肩と腰のアーマーはハーネスにジョイントで取り付けることで自在に可動する仕組みだ。 リーベルナイトは細身で背が高くスマートな印象だったが、このリーベルファイターは戦士というジョブにふさわしいがっしりとした体躯を誇り、見た目のバランスも実にいい感じだ。武器の斧はハンドアックスだが、両手持ちもできる柄が長いデザイン。防御を強固な鎧に依存し、盾は取り回しの良さを重視した小型のラウンドシールドを装備している。 (C)BANDAI SPIRITS 2023
HOBBY Watch,稲元徹也