田中洸希&多和田任益、最終回は「グッと距離が近づきます」「いけいけ!と応援したくなると思います」<シュガードッグライフ>
田中洸希(SUPER★DRAGON)、多和田任益がW主演を務めるドラマ「シュガードッグライフ」(毎週土曜深夜2:30-3:00、テレビ朝日ほか※ABCテレビは毎週日曜夜11:55-0:25)が、9月28日(土)の放送で最終回を迎える。 【写真】田中洸希“唯純”を抱きしめる多和田任益“天沢” 同作は、依子による同名人気コミックを原作とした、田中演じる20歳の童顔&低身長大学生・桜庭唯純と、多和田演じる高身長のマジメ天然系警察官・天沢恭丞による、ふとした誤補導から始まる10歳差の癒やし系ラブストーリー。身長差も年の差もある唯純と天沢がおうちごはんを通して仲を深め、信頼を築いていく中で芽生える恋愛感情。性格も境遇も違う2人のピュアな心の交流と、飯テロ連発のおうちごはんが描かれる癒やし系BL作品となっている。 WEBテレビジョンでは、W主演を務める田中と多和田にインタビューを実施。撮影裏のエピソードや見どころの一つである“おうちごはん”について語ってもらった。 ■出演決定には驚き「今!?と思いました」 ーー改めて、出演が決まったときはいかがでしたか? 田中:びっくりしました。BL作品に主人公として出ることは考えていなかったので「自分でいいんだ!?」という気持ちとプレッシャーを感じました。同時に、原作を読むととても癒やされる作品だったので、見ている方を癒やせたらいいな、頑張りたいなと思いました。 多和田:僕は「今!?」と思いました。最近は特撮を経験した後にBL作品へ出演する後輩が多いですよね。お話をいただいたときは素直にうれしかったのですが、てっきりメインではなくサブで出てくるお兄さんポジションでのオファーだと思ったんです。 「いや、主人公のうちの片方です…」と言われて、「正気ですか? 何で今なんですか? 変わり者がいるんですか?」と言ってしまったくらいなんですけど(笑)。ただ、原作を見て納得しました。「ちゃんと年齢差があっていいんだ」と安心しましたね。 ■演じるキャラクターは「優しくて面倒見のいい人」「分かりやすいところが愛らしい」 ーーご自身が演じる役についての印象はどうでしたか? 多和田:天沢は、優しくて面倒見のいい人。僕も割と面倒見たがり屋だと自分で思っていて、かわいがっている子や知り合いが何かしていると放っておけないタイプなので、原作を読み、意外と近いかもとホッとしましたし、演じるのが楽しみだなと思いました。 田中:唯純は、思っていることを素直に言えるキャラクターではないけど、態度や表情には全部出てしまって分かりやすいところが愛らしいですよね。そこはお芝居する上で意識していたポイントでした。ある意味分かりやすいツンデレな男の子の部分が、彼の魅力なのではないかなと思いました。 ーー自分と近い部分はありますか? 田中:似ているのはビジュアルくらいだと思っていたのですが、いろんな人に「似てるね」「そのままだね」と言われて…ツンデレかどうかは自分では分からないです。 多和田:(田中は)どちらかというとツンツンが多いんですけど、“デレ”というか、時々年相応というか、かわいらしいな、いい意味で子供っぽいなと感じることがあって。普段は「うっす」「あざっす」って感じだけど、ふとした瞬間に「あ、かわいい」と感じるギャップと、ツンの割合は似ているかもなと一緒にいて感じました。 田中:あはは! ■「いろんな人から『今日のおすすめは何かな?』って言われます(笑)」 ーー撮影現場の雰囲気はいかがでしたか? 田中:本当にあたたかかったですね。みんな仲良くて、毎日楽しかったです。限られたキャストで撮影していたので、家族みたいな雰囲気でした。みんなが一丸となってこのドラマを盛り上げようとしていたと思います。 多和田:後半に進むにつれて、スタッフさんたちと僕らとの距離も近くなっていきました。毎日暑い中で一生懸命撮影していたので、お互いへの思いやりがどんどん強くなっていました。スタッフ・キャスト分け隔てなくそういう空気が出ていたり、合間にスタッフさんとゲラゲラふざけたりもして、とてもすてきな現場だったと思います。 ーー何か印象に残っているエピソードはありますか? 田中:いろんな人から第1話の天沢のせりふ「今日のおすすめは何かな?」って言われます(笑)。天沢のせりふが印象的すぎて、みんな覚えているみたいなんですよね。実は僕、その撮影のときいなかったんですけど…。 多和田:何回も撮ったんですよ(笑)。 田中:「もうあのせりふないの?」って友だちにめちゃくちゃ言われました。 多和田:あそこまで印象付けられると、またどこかで言ってほしい感じはあるよね。 田中:そうなんですよ。 多和田:僕は、第5話のデートシーンの撮影が印象に残っています。それまでは、大学や調理室、交番の近くやコンビニ、家でのシーンと限られていたのですが、そのときは初めて公園へ行ってロケをしたんです。芝生で太極拳を一緒にやったりとか。 田中:出た~! 多和田:太極拳のシーンでは、唯純くんではなく洸希の部分がすごい出てきてて面白かった(笑)。あとは、スワンボートを2人でひたすら漕いだね。 田中:大変でした。 多和田:僕らが一生懸命漕いでいる中、楽駆くんと(植村)颯太くんはそれを見ながら涼しそうな芝居をしていて。外でああいった形で動けるのは新鮮でした。暑かったですが、ある種のリフレッシュというか、デート感があって楽しかったので印象に残っています。 田中:懐かしい! ■毎話出てくる“おうちごはん”は「実際に作ってみて、上手に出来ました!」 ーー毎話、美味しそうなごはんが登場しますよね。 多和田:本当に美味しかったです。見ているとお腹が空きますよね。 田中:あれは飯テロです。 ーー登場する“おうちごはん”の中で、好きなレシピや作ってみたいものはありますか? 田中:作ってみたいのは、第1話で出てきたウインナー目玉焼き丼。僕が天沢さんに料理を作ってあげるシーンだったので、これだけ唯一食べていないんですよ。なので作って食べたいですね。美味しかったのは、第2話の味噌汁です。母親の料理で一番好きなのが味噌汁というくらい好きなのですが、あんなに野菜がたくさん入っているのは初めてでした。 多和田:トマトが入っているのって初めてだった? 田中:初めてでした。 多和田:やっぱりそうだよね。僕もびっくりしたもん。 田中:あとミョウガも。 多和田:でも美味しかったよね。 田中:美味しかったです。 多和田:僕は、一番美味しかったのはオムライス。実はもう実際に作っていて、とても上手に出来ました。ウインナー丼も上手く作れました。やってみたいのは、第4話のサバパスタ。普段パスタはあまり作らないのですが、久しぶりに作ってみたいなと思っています。 ーー今夜、ついに最終回を迎えますが、最後に見どころを教えてください。 田中:2人の距離がグッと近づきます! すれ違ってしまったり、気持ちが交差してしまったりもあるのですが、それが逆にお互いの気持ちを近づかせる種になっているのかなと。見ている方はもどかしいかもしれませんが、それも楽しんでもらいつつ、最終回までぎゅっと内容が詰め込まれているので大切に見てもらえるとうれしいです。 多和田:唯純くんも天沢さんも割と大胆な行動を取りますよね。序盤からは考えられないテンポ感でグイグイと一気に進んでいきます。2人の関係性がどんどん濃くなっていくので、最後まで、見ていて「いけいけ!」と応援したくなると思います。 ■「シュガードッグライフ」最終回あらすじ 「俺、天沢さんのことが好きだ」。唯純の真剣な告白に、天沢は「時間をもらえるかな」と答えるのが精いっぱいだった。天沢に告白したことを告げた唯純に、陽平(植村颯太)と東海林(楽駆)は「心配しなくていい。何もおかしなことはないから」とまっすぐに唯純を応援する。 告白の返事を待っている間にやることがある、と唯純は父・圭一郎(賀集利樹)に会いに行く。一方の天沢は、まだ学生である唯純のことを思ってどう返事するか悩み続ける。そんな2人には、美味しくて楽しかったおうちごはんの思い出が募っていて…。果たして、唯純のまっすぐな告白に対して、天沢の出した答えは。