後半２８分、ＢＬ東京のジョネ・ナイカブラがトライ決める　　　　（カメラ・頓所美代子）

◆ラグビー　▽リーグワン第３節　ＢＬ東京―神戸（５日・味の素スタジアム） 　昨季王者のＢＬ東京（旧東芝）が、神戸（旧神戸製鋼）を３２―２６で下し、開幕３連勝を飾った。対する神戸は今季２敗目（１勝）を喫した。 　前半５分、ＢＬ東京が先制した。敵陣２２メートルのラインアウトを起点に左に展開し、最後はＣＴＢセタ・タマニバルが先制トライ。ＳＯ松永拓朗がゴールに成功。神戸には１歳下の弟・貫汰が背番号１１で先発出場し、今季初の兄弟対決となった。 　対する神戸は０―１０の同２１分、敵陣左２２メートルのラインアウトを起点に右に展開。最後は途中出場のＢＫ山下楽平が走り込み右隅にトライ。だが、１５―５の同２５分、ＢＬ東京はＷＴＢ桑山淳生のトライで追加点。２０―１２で折り返した。 　後半は攻めあぐねていたＢＬ東京だが、２０―１２のまま迎えた２８分。中央付近のスクラムを起点にパスをつないで右に展開。ＦＢマイケル・コリンズ、ＮＯ８リーチが相手のディフェンスを引きつけ、最後はリーチから敵陣右サイドの約３０メートルでパスを受けたＷＴＢジョネ・ナイカブラがトライ。６点差に迫られた同３７分にも相手のパスミスからボールを奪い、パスを受けたナイカブラが約４０メートルを走りきって追加点を挙げた。神戸も同３９分にＷＴＢ松永貫汰のトライで粘ったが、勝利にあと一歩及ばなかった。 　次節は、ＢＬ東京が１１日に浦安戦（神奈川・とどろきスタジアム）、神戸は１２日に相模原戦（相模原ギオンススタジアム）に臨む。