ビッグフラーイ!オオタニサーンが3戦目で初勝利 父は米国3冠馬/東京3R
<東京3R>◇16日◇3歳未勝利◇ダート1400メートル◇出走16頭 競馬でも“ビッグフラーイ、オオタニサーン!”が飛び出した。2番人気オオタニサーン(牡、堀)が2番手から押し切り、3戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計1分24秒2は、同舞台の良馬場での未勝利戦では最速タイの好時計。 【写真】オオタニサーンを初勝利に導き笑顔の三浦騎手 五分のスタートを決めると促されるように2番手へ。手応えよく直線を向くと、馬なりのまま残り300メートルで先頭に立つ。残り200メートルでステッキが入ると、内から迫るアメリカンランナーの追い上げも難なく振り切り、2馬身半差の快勝。場内からは拍手が送られた。 米国生まれの同馬は米国3冠馬のジャスティファイを父に持つ。今年2月にデビューし5着、3月に2戦目を走り、同じく5着となっていた。JRAによると馬名由来は「人名より+敬称」、旧馬名は「オオタニサン」。 鞍上の三浦騎手は「返し馬からバネがあって、軽い走りをしていました。ゲートを出ればああいう競馬をしようと思っていました。4コーナーでも手応えがよくて、内容的にも完勝でした」と評価。SNS上では「実況の人も絶対に意識してた」「身のこなしが柔らかいから、うまくいけば二刀流?」との声が上がり、投手と野手で活躍するドジャース・大谷翔平選手のように、芝・ダートの“二刀流”での活躍も期待される。