ディディに続いてジェイ・Zも告訴される 2000年に13歳の少女を強姦した疑い 本人は否定
人気ラッパーのラッパーのジェイ・Z(本名ショーン・カーター)が、2000年に13歳の少女を強姦したとして告訴された。この訴訟では、先に複数の性的暴行で起訴されている大物プロデューサーのショーン・〝ディディ〟・コムズも行為に関与したと主張されている。米ニュースサイト「TMZ」が8日に報じた。 【写真】妻は世界的歌姫のビヨンセ TMZが入手した文書によると匿名の告発者がジェイ・Zの名前を挙げており、彼とコムズ被告が2000年に当時13歳の少女に薬物を飲ませて強姦したと主張している。 「ジェーン・ドウ」との名義として訴訟を起こしている原告は、この暴行はMTVビデオ・ミュージック・アワードのアフターパーティーで起きたという。原告は当初10月、コムズ被告を相手に訴訟を起こした。その中で彼女は、コムズ被告と、名前を明かさない男2人が、女性が見ている前で彼女を暴行したと主張していた。 原告はその後、その名前を明かさなかった暴行容疑のもう1人の男としてジェイ・Zの名前を挙げ、8日にはコムズ被告を相手に再訴訟を起こした。 ジェイ・Zの代理人は、この訴訟に対し、ジェイ・Zが「(原告の)詐欺行為を暴く」と決意しているとの声明を発表している。 またジェイ・ZはSNSで代理人を通じて「私の唯一の悲しみは家族のことです。妻(ビヨンセ)と私は子供たちを座らせなければなりません。そのうちの1人は、友人たちがマスコミを見て、これらの主張の本質について質問し、人々の残酷さと貪欲さを説明する年齢です。私はまたもや無邪気さを失ったことを嘆きます。子供たちは幼い頃にそのようなことに耐えなければならないべきではありません。家族や人間の精神を破壊しようとする説明のつかない悪意を理解しようとしなければならないのは不公平です」と、妻ビヨンセに気遣いつつ、あくまで自身は潔白の身だと主張している。 コムズ被告(9月に性的人身売買罪などで起訴)は10月、当時10歳の少年を含む新たな性的暴行訴訟を起こされた。最近の一連の訴訟でも、さらに2件の性的暴行の容疑で告発されている。そのうちの1件は当時10歳の少年への暴行とされており、もう1人の被害者とされる人物は当時17歳だった。米ラップ界はモラルなき泥沼と化してしまったのか。
東スポWEB