フィギュアスケーターの羽生結弦さん、グッチのブランドアンバサダーに就任
グッチは2024年3月、フィギュアスケート男子の冬季五輪金メダリストでプロに転向した、フィギュアスケーターの羽生結弦氏が新たなブランドアンバサダーに就任することを発表した。 羽生氏は、4歳でスケートを始めてから、常に自分自身への挑戦を続けているアスリート。ソチオリンピック(2014年)、平昌オリンピック(2018年)の2大会連続でフィギュアスケート 男子シングルの金メダリストに。2020年には主要国際大会6冠全制覇を果たし、個人としては史上最年少で国民栄誉賞に輝いた。 2022年7月にプロアスリートに転向した後も自身のフィギュアスケートを追求。同時に、アイスショーの主催や故郷である仙台市の東日本大震災からの復興支援など、新しい道を切り開いてきた。 2023年にはグッチ銀座 ギャラリー(東京・中央)のオープニングを飾るエキシビションで、本格的なファッションポートレート撮影に挑戦。その躍動美と内面の強さを感じさせる姿を披露した。 グッチのブランドアンバサダーとしての新しい役割について、羽生氏はこう述べた。「ファッションの領域を超えて世界中の表現者との絆を育んでいるグッチのコミュニティの仲間になることを、心から嬉(うれ)しく感じています。長い歴史の中で、クラフツマンシップに情熱を傾け、類稀(まれ)なクリエーティビティーを発揮し、日本でも多くのファンを持つグッチの魅力を、これからも自分も学んでいきたいと思っています」 グッチは、「羽生氏を心から歓迎し、今後のさまざまなコラボレーションでの活躍を期待している」という。 ※この記事は「THE NIKKEI MAGAZINE」の記事を再構成して配信しています。