わが家の支出は多い? 日本の平均支出額や食費を教えてください。
なかなかお金がたまらず「わが家は他の家庭に比べて、出費が多いかもしれない」と感じている方はいませんか。 今回は、日本の平均支出額をチェックしていきましょう。皆さんが気になる食費についても紹介します。
年代別の支出額
まずは総務省統計局の家計調査(2023年)の結果から、世帯主の年齢階級別に、1世帯当たりの平均支出月額を確認していきます。 <世帯主年齢階級別、1ヶ月の平均消費支出額> 全世帯平均:24万7322円 ・29歳以下:18万1467円 ・30~39歳:24万1932円 ・40~49歳:29万5846円 ・50~59歳:29万6527円 ・60~69歳:26万6583円 ・70歳以上:20万7510円 1ヶ月の平均消費支出額が高いのは、40歳代や50歳代の世帯となっています。一方、最も支出が少ないのは29歳以下の若い世代が世帯主の場合で、次いで70歳以上の世帯です。29歳以下の支出月額は毎月約16万円、70歳以上は約20万円となっています。 なお、全世帯の平均支出月額は約24万円ですが、家族の人数や年齢によって、毎月の支出額は大きく異なります。自分の家計と、日本の平均支出額を見比べて、支出が多いのか、少ないのか、ぜひチェックしてみましょう。
みんなの食費は1ヶ月当たりどのくらい?
日々節約に励んでいる方は、食費についても気になるのではないでしょうか。次に、世帯主の年齢別に、家庭における食費の平均額を確認していきます。 <世帯主年齢階級別、1ヶ月の平均食費額> 全世帯平均:6万7078円 ・29歳以下:4万1509円 ・30~39歳:6万4792円 ・40~49歳:7万9060円 ・50~59歳:7万3316円 ・60~69歳:7万2790円 ・70歳以上:6万1591円 世帯主の年齢別で、1ヶ月の平均食費額が高いのは40代となっています。一方、最も食費が少ないのは29歳以下の若い世代で、70歳以上の世代が属する世帯が後に続きます。 1ヶ月の食費は、毎月の支出と同様、家族構成によって異なりますが、大体6~7万円くらいが相場となっていることが分かります。