<春再び・センバツ2021東海大相模>選手紹介/6 /神奈川
◇持ち味は長打力と強肩 佐藤優真選手(2年) 右投げ右打ち 173センチ77キロ 小学2年のころに友達に誘われて野球を始めた。中心選手として活躍したが、中学までは小さな大会も含め優勝を経験したことがなかった。「相模だったら優勝できる」と、このチームを選んだ。 スイングスピードはチーム一を誇る。ベンチプレスは100キロ以上を持ち上げることができ、長打力が持ち味だ。50メートル6・1秒の足を使った守備範囲の広さと、遠投で105メートル投げる肩の強さも持ち合わせる。 好きな言葉は「誰かのために」。野球ができるのは周りの人の力があってこそだと思うからだ。寮に入り、家族と離れたことでより感じるようになった。 2020年の秋季関東地区大会でスタメンの座をつかんだ。しかし、敗れた2回戦では「甲子園のかかる大事な試合で雰囲気にのまれてしまった」と無安打に終わった。その後の練習では、一打席一打席を大切に、次の打席で反省を生かすように、と意識している。 センバツの初戦の相手が昨秋に敗れた東海大甲府に決まり、リベンジに燃えている。「打てずに悔しい思いをしたので絶対に打ちたい」【宮島麻実】=随時掲載