大阪市・松井市長が定例会見5月30日(全文1)大阪もんを堪能してほしい
MBS:ありがとうございます。最後3点目です。G20まであと1カ月というふうに迫った中、市民の方のG20そのものの認知度というのは高まっているというふうにお考えでしょうか。また、交通規制など、市民生活に影響してくる部分の周知の度合いについては、どのように受け止めていらっしゃいますか。 松井:認知度は確実に上がっていると思います。先日の大阪府警の調査でも、サミット開催されることを知っているかってことはもう88%まで上がってきてる、9割方は知っていただいていると思います。一方で、交通規制があっても車に乗るという方々もいらっしゃることも事実なので、ぜひ、その期間中、不要不急の車での大阪市内中心部へのお出掛けは、ぜひ、なんとかご遠慮いただきたいなと。 というのも、その人たち、車で大阪市内中心部にお出掛けになっても、なかなか目的地までの時間が読めないと思います。これは、いつどこでどのような交通規制がなされるかというのは、もう本当に、大きな予定は前もってご連絡、広報できますが、やっぱり各国首脳がその日どう動かれるかというのは、その日に、当日になって各国首脳の動きが変わることもあります。 そうなると、追加で検問、交通規制をやらなければならなくなりますので、ぜひ、車で中心部にお出掛けになることによって、当事者の皆さん方の予定も、なかなかスムーズに、予定どおり物事が進まない可能性もありますから、ぜひともサミット開催期間中は不要不急の自動車での移動、特に大阪市内の移動はお控えいただいたほうが、その方のスケジュールも管理しやすいのではないかなと、こう思ってます。 MBS:以上です。ありがとうございました。 司会:ほかにご質問のある方。産経新聞。
G20会場付近の会社への協力の呼びかけは?
産経新聞:産経の【アリカワ 00:11:20】です。サミット中、車での来場というか交通規制により車の使用の抑制を呼び掛けているということですけど、例えば会場近くの企業とか会社について、コアな部分だけ残して休業してくださいとか、そういう呼び掛けはされているんでしょうか。 松井:これは会場周辺の事業者の皆さんには、要はこのサミット推進室が個別に事業者さんの皆さん方にお会いして、サミット期間中のご協力、これはもちろん、業務用車両ももちろんですけれども、それ以外の、例えば鉄道についても混雑も予想されるし、そういうことも含めて会場周辺の事業者の皆さんにはさまざまなご協力をお願いしています。 産経新聞:サミットのレガシーの話なんですけれども、先ほど一般公開で募集するということですが、例えば伊勢志摩サミットのように一過性じゃなくて永続的な記念館を造るとか、そういうのはやはり難しいということなんでしょうか。 松井:うん。そういうことは難しいと思ってまして考えておりません。要はインテックス大阪という既存施設の改装によってサミット会場をつくりますから、そうなれば内装についてはサミット用に変えてますけど、それをいつまでも残しておくとインテックス大阪の他の展示会での支障が出たりしますので、そういうことは考えておりません。 産経新聞:一角にでもサミットの写真を展示したりするようなコーナーを設けたりとか、そういうことも考えられてないということでしょうか。 松井:それはあるでしょう。サミットのそういう首脳会談のときの写真とかは。それは飾ることは全然、大丈夫だと思いますよ。 産経新聞:ありがとうございます。 司会:ほかに質問の。