大阪市・松井市長が定例会見5月30日(全文1)大阪もんを堪能してほしい
7月20日~8月5日に夏休み文楽特別公演、親子劇場開催
最後に、文楽振興事業についてです。大阪で生まれた人形浄瑠璃文楽は日本を代表する伝統芸能で、世界的にも高い評価を受けてますが、文楽を実際に見たことがある人はまだ少ないのではないかと、こう思います。国立文楽劇場では、夏休み文楽特別公演、親子劇場が、7月の20日から8月の5日まで開催されます。文楽の上演に加え、文楽について理解を深めていただける解説も付いています。 演目は人形芝居ならではの演出がみどころの、『日高川入相花王』、『渡し場の段』、落語台本作家の小佐田定雄さんが『かみなり太鼓』です。文楽になじみのない方にも分かりやすく、親子で楽しめる公演になっております。大阪市では今年も本公演の通常料金の約半額を優待価格で鑑賞できる事業を実施します。対象は市内在住、在学の中学生以下の子供を含むグループです。ぜひお申し込みをいただき、夏休みの1日、劇場にお越しをいただきたいと考えています。 また、大阪市では文楽など、文化を支える仕組みとして、〓なにわの 00:05:24〓芸術応援募金をつくっており、平成31年3月末現在、寄付金の総額は約6000万円となっています。皆さんの文化に対する熱い思いに深く感謝を申し上げます。さまざまな文化振興事業や寄付制度を通じて、芸術文化の力で都市魅力を高め、大阪を元気にしていきたいと考えてますので、引き続きのご協力をお願いします。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けいたしますけれども、必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りの上、質問をお願いします。質問につきましては府政関連のみでお願いいたします。では幹事社のMBSさん、よろしくお願いします。
G20会場を一般公開する目的
MBS:MBSの【シミズ 00:06:13】です。よろしくお願いいたします。幹事社からは3点お聞きいたします。まずG20サミット会場の一般公開参加者募集についてなんですけども、あらためまして大阪市がこうした取り組みを行う目的、そしてどんな市民の方に参加していただきたいか、ご説明をお願いします。 松井:まず一般参加者募集についてですが、このサミット開催に当たりまして、サミット会場周辺の住民、事業者を始め、多くの方々にご協力をいただいております。そんなサミット開催を支えていただいている市民の皆さんに、サミット開催のレガシーを残し、地元に還元する目的で実施をいたします。未来を担う子供はもちろん、世界最高峰の国際会議の会場に少しでも興味を持たれてる方はぜひ参加をいただきたいと、こう考えます。 MBS:ありがとうございます。続きまして2点目です。今回はインテックス大阪の首脳会議場などの一般公開ということなんですけども、大阪市内では晩餐会など、周辺行事も多く行われるというふうに聞いています。こうしたインテックス大阪以外の場所の一般公開というものは今、現時点でお考えでしょうか。理由も併せて教えてください。 松井:まだインテックス以外のサミット関連事業の場所については、特に今、一般公開を、特別、人を招待して公開する予定は立てておりません。その理由といたしましては、要は、他の、G20終わったあと、そのエリアを利用される他の方々が大勢いらっしゃって、G20の催しのままその会場を、その状況のまま保管することもできないということであります。