「涙の数だけ強くなれるよ」ヤクルト劇的勝利の中で岩田幸宏が大粒の涙 西川遥輝が肩を抱く 7回には痛恨のけん制死
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5×-3中日(3日、神宮球場) ヤクルトは延長11回に塩見泰隆選手がサヨナラホームランを放ち、劇的勝利。その勝利の裏で岩田幸宏選手は涙を流していました。 岩田選手は今季開幕直後に支配下契約を勝ち取った26歳。俊足を生かした走塁が持ち味の選手です。 3点リードの7回に4安打を浴びるなど1点差へ。直後の攻撃で山田哲人選手が死球を受け出塁。その代走として岩田選手が送られます。 チャンスをものにしたい場面ですが、岩田選手がけん制球で痛恨のタッチアウト。直後の守りでは中田翔選手に同点ホームランを浴びるなど、そのまま延長戦へ。それでもチームは延長11回に劇的サヨナラ勝利を飾りました。 すると歓喜にわくチームメイトの輪の外で、岩田選手には大粒の涙。号泣する岩田選手に気付いた西川遥輝選手がそっと寄り添い、強く肩を抱きました。 この姿にSNSでは「岩田くんはもっともっといい選手になるんだろうな」「顔あげて頑張って」「応援したくなる選手」「涙の数だけ強くなれるよ岩田さん」などの声が上がっています。