【MLB】Dバックスが連日のサヨナラ負けを喫して約2ヶ月ぶりの3連敗 首位ドジャースと4ゲーム差に
【ダイヤモンドバックス7-8xレイズ】延長12回@トロピカーナ・フィールド
日本時間8月19日、ダイヤモンドバックスは敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ3連戦の最終戦を迎え、延長12回までもつれた熱戦の末に7対8でサヨナラ負け。連日のサヨナラ負けで3連戦はスイープ負けとなった。レイズは前日に続いて9回に同点アーチを浴びたものの、サヨナラ勝ちで試合を制し、7番手のエドウィン・ウセタがメジャー初勝利を記録。ダイヤモンドバックス6番手のジャスティン・マルティネスは12回裏にサヨナラ打を浴び、4敗目(5勝)を喫した。 【動画】Dバックスのエイドリアン・デル・カスティーヨが同点の2号3ランを放つ ダイヤモンドバックスは先発のメリル・ケリーが大誤算で、3回裏にブランドン・ラウの16号2ランで先制されると、5回裏にはホセ・カバイェロの2点タイムリー二塁打などで3失点。6回裏先頭から連続四球を与えて降板し、6回途中8安打6失点と試合を作ることができなかった。 しかし、7回表にジェイク・マッカーシーの犠飛で1点を返すと、8回表にコービン・キャロルが13号2ランを放ち、3点差に。9回表一死1・2塁からエイドリアン・デル・カスティーヨに2号3ランが飛び出し、6対6の同点に追いついた。10回表にジョク・ピーダーソンのタイムリーで勝ち越したが、その裏にテイラー・ウォールズのタイムリーで追いつかれ、12回裏にディラン・カールソンのタイムリーでサヨナラ負け。ケリー降板後、粘り強く投げていたリリーフ陣が最後に力尽きた。 6月下旬以来およそ2ヶ月ぶりの3連敗を喫し、首位ドジャースとのゲーム差が4に広がってしまったダイヤモンドバックスだが、気になるのはMVP候補の1人に挙げられているケテル・マルテの状態だ。左足首を痛めた影響で試合に出たり出なかったりの状況が続いているマルテだが、今日の試合では3点を追う9回表無死1塁の場面でランドール・グリチックの代打として登場。しかし、カウント1-0からの2球目、スイングを止めた際に崩れ落ち、結局「代打の代打」としてピーダーソンが送られて交代した。 後半戦に入って打率.325、11本塁打、OPS1.173の大活躍でチームを牽引していたマルテを欠くことになれば、チームの勢いは一気に萎んでしまうかもしれない。