停滞が長引く日本株相場で要注目の好調4月期決算3銘柄
気象庁は6月21日、関東甲信などが梅雨入りしたと発表した。天候と同様、日本株相場もどんよりとした展開が続きそうだ(イメージ写真:晴れのち晴れ/PIXTA)
6月20日の米国株市場は、ダウ平均株価が3日続伸したものの、ナスダック総合指数は8日ぶりに反落した。これを受けて、翌21日の東京株式市場は方向感に乏しい推移となった。 日経平均株価は前場に一時、前日比でプラス圏に浮上する場面があったものの、後場に入ると買い手控え姿勢が強まり、前日終値を挟んだ小幅な値動きに終始した。終値は前日比36円安の3万8596円と、4営業日ぶりの小幅反落となった。 日経平均は5月以降、ほぼ3万8000~3万9300円の往来相場となっており、来週も手がかり材料が少ない中で方向感に欠ける展開となりそうだ。このところアメリカ景気の減速を示す経済指標がいくつか示されており、株価への影響が懸念される。 来週の日経平均の想定レンジは3万8100~3万9000円とする。
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冨田 康夫