<小此木流花・モドリッチが海外サッカーを知る!後編>るーるるイチ推しのサッカーユニフォームとワールドカップまでに知りたいサッカーの世界!
■日常でも着れる?小此木流花イチ推しのサッカーユニフォーム 金子「今着てくれているユニフォームは何番?」 【写真を見る】ルカクのユニフォームを持つ小此木流花 小此木「レアルマドリードのユニフォームはモドリッチの10!もう一着ユニフォームあって、これはルカクの!」 金子「"ルカ"だからか!ルカクは身体がでかくて、今まで語ってた10番とは全然違うよね。ファンタジスタでテクニカルというタイプではないけど、エースでいいよね」 小此木「うん、ファンの方にもらって知った!他にもどんなユニフォームがあるか気になる」 金子「モドリッチのいるクロアチアのユニフォームもかっこいいですね。クロアチアの国旗からデザインができていてちょっとポップ、だけど格好良い。このチェッカーフラッグ(チェック)柄はサッカーであんまりなくて、モドリッチがこの10番つけてプレイしてるとゾクッっとしますね」 小此木「なんかピエロみたいで可愛い(笑)。全チームの中でおすすめなユニフォームってある?」 澤本「個人的にはアルゼンチンも好きですね、白と水色」 小此木「可愛い!これ可愛い!欲しい、これ!」 金子「白と水色の配色はサッカー的にはパワーユニフォームですね、すごく強い感じが出てる」 小此木「強い人!おしゃれだしこれ欲しいな。今も買えるのかな?」 金子「買える買える!僕が1番好きでオススメしたいのはイタリアの超名門クラブ・ACミランのユニフォーム。以前、本田圭佑が在籍してて、アルゼンチン同様にこの配色着ていると上手く見えるような効果がある。イタリア語で赤がロッソで黒がネロで"ロッソネロ"といわれています」 小此木「これもすごくいい!かっこいい!特にこのユニフォームが良い。形がおしゃれ!」 澤本「ウクライナの英雄、シェフチェンコが着てましたね」 小此木「ネットで調べても可愛いユニフォームがいっぱいある!ユニフォームを普段着にしている人っていますか?さっき普通にユニフォーム着てる人見て」 澤本「レアルみたいに白だと普通に着れますし、最近、普段着にしている人も見かけますよね。いろいろ見て小此木さんはどのユニフォームが気に入りましたか?」 小此木「アルゼンチンが1番好き♡」 ■サッカー女子を目指して、ワールドカップまでに知りたいサッカーの世界 小此木「るーは"ルカ"からレアル・マドリードを知って応援してるけど、みんなはどういう理由で海外のチームを応援したいなってなるんですか?」 澤本「僕は父親の影響でサッカーを始めたんですけど、メッシのプレーの映像ばっかり見てサッカーの練習をしていました。好きな選手が所属してるチームということでアルゼンチン代表がすごく好きで、ずっと応援してます。誰かしら好きな選手がいて、その選手が在籍してるチームを好きになるのが多いですかね」 金子「僕がサッカーにドハマリしたのは18、9歳の頃で、その時に世界最強だったのが、イタリアリーグだったんですよね。シェフチェンコとか、ジダンがイタリアでプレイしていましたし、イタリア代表チームは82年のワールドカップで優勝してて。思春期の時に見ていたアイドルたちを見ていたような感覚でイタリアを応援するようになりました」 小此木「そうなんだ!ライバルチームを好きな人に会ったら敵対視する...?」 金子「サッカー談義をしてるぐらいであれば、あそこもいいよねとか、 かっこいいよねみたいな感じだね。ただワールドカップの大事な局面で対戦とかガチンコ勝負だと、試合まではちょっと会いたくない人もいるのかも。 澤本「僕はバルサの試合をスペインに見に行ったんですけど、相手チームのサポーターがバルサのファンに向かって煽り散らかして、バルサのファンが殴りかかりに行って、警察が来るっていうのを目の当たりにしました...!」 金子「特に海外では国をあげてサッカーを応援してるところもあるもんね。アルゼンチンとかは、ワールドカップ貯金といって毎月少しずつ、貯金をして、4年に1回のワールドカップで全部を使うみたいな...」 澤本「日本とかにはないですが、海外のサポーターは人生かけて応援してる。アルゼンチンが有名で、前回のワールドカップとかはサポーターが家を売ってまで、現地に応援しに行って、そこでアルゼンチンが優勝するっていう、ドラマみたいなストーリーがありました。それぐらい全てをかけて応援している。車を売ってきたり、仕事を辞めてその退職金で応援に行ったり、というのは、アルゼンチンではざらにあることのようです」 小此木「旅行費ってことですか?」 金子「そう、旅費を捻出するために本当に家や車を売ったり...」 小此木「えぇ!帰って来てどうするんですか?」 金子「そこは考えないのかも。現地に行って勝たせて優勝したら、もうそれ以上何を望むんだ、みたいな人たちだから」 小此木「な、なにそれ~?やばい、すごい...」 澤本「アルゼンチンはメッシの税金でそれなりに経済が回っていたので、メッシが2大会前に引退をするって言った時に、大統領からメッシにやめないように電話がかかってきたとか...うん、日本とは違いますよね」 小此木「すごすぎる...!一番楽しみなワールドカップは2年後じゃないですか。もっと身近ですぐにサッカーを楽しめる方法はなにかありますか?」 金子「ワールドカップ予選とかどうだろう。ワールドカップ開催年の3年くらい前から予選が始まっていて、今年は最終予選という大事な戦いが始まるんですね。身近なところだと日本代表戦が千駄ヶ谷の国立競技場や埼玉スタジアムなのでアクセスしやすいですね。いくら語っても結局は現場で感じることにはかなわないです」 小此木「現地だと、映像で見るのと全然違いますか?」 金子「全然違う!テレビではほぼ何も伝わっていないと思うくらいです!」 小此木「えー!何が違うんですか?」 金子「テレビは基本的に映像見ているだけで、現場に行くと、そこはもう現実世界じゃないですか。スタジアムにいる人達と、気温と、匂いと、一緒に来た人の感じとか・・・あと目の前でプレイしている選手の表情とか。テレビはカメラマンが切り取ったものを受け入れて観ているだけですが、その切り取られてない外側の 360 度すべてに世界が広がっていています。現場に行くと、その全部を自分で観察できる。その素晴らしさは現場に行かないと感じられないですね」 小此木「走る音とかも聞こえますか?」 金子「走る音もそうですし、ボールを蹴る音も」 澤本「あとサポーター応援と歌もすごいですよね」 小此木「みんな、歌は事前に覚えているんですか?」 金子「サポーターは基本的にみんな、自分で覚えていますね。YouTubeにも載っています。応援歌の音圧が空気の振動として伝わってきます。本当にアイドルのライブと一緒ですよね。ファンにもテレビで見るより直接見に来てって思うと思います。それと一緒で、サッカーもとにかく生で見に来て、という感じです」 小此木「チケットって抽選的ですか?」 金子「基本的には抽選ですね。抽選外れたら先着順の販売方法もあります。そのチケット取ることも含めて試合始まっているので!そこから戦いは始まっていて、その取れた喜びがまず第1の喜び、そして次に何を着ていこうかなとか...」 小此木「アイドルのオタ活と似ています!」 澤本「本当にそうだと思います。特 に日本はコアサポーターを中心に歌うことが多いんですけど、海外は全員が立って歌うんです。あれは本当に一生忘れられないです。全身の鳥肌が立ちました。ブーイングもテレビで見てるブーイングよりはるかに大きくて、キーパーとかはプレッシャーなんだろうなと...」 小此木「へえ~。動画とかないですか?」 金子「メッシが出ている試合であればカタールW杯のアルゼンチンVSオランダの試合を現地で撮影したものなら...基本的に90分間アルゼンチンのサポーターはずっと歌いまくってますね」 小此木「はははは(笑)、ずっと歌ってる!やばい、見に行きたい!日本もこんな感じになるんですか?」 金子「カタールでスペインに勝ったときはなりました、試合のあと地下鉄の中で、シャイな日本人サポーターが地下鉄の中で日本のチャント(応援歌)を全員で歌っていてそれはすごかったですね」 小此木「負けちゃった時はどうなっちゃいますか?」 金子「しょんぼりですね(笑)」 ■アフタートーク 小此木「今までサッカーについてはあまり知らなくて、ただ、モドリッチだけが好きだったんです。今日お二人からいろいろ教えてもらって、サッカーってワクワクするものだなって思って、これからもっと追及していきたいなと思いました!モドリッチだけじゃなくて、サッカーについてたくさん知っていっぱいワクワクしたい!あとサッカーの面白さを聞いてるうちに、その現場に行かなきゃ分かんないこと、現場でしか感じれない熱いものがいっぱいあるんだなってわかって、アイドル現場とリンクしていて...だから二人も私たちのライブに来てほしい!ぜひ来てください!音とか、空気とかこなきゃわかりません。来たら好きになる!」 金子「そうですよね。メディアを通してアイドルを見て抱く印象もあると思うんですが、実際に現場に行けばそこ越えてくる何かがあるはずですよね!」 小此木「あとは私の動画を通して、海外から会いに来てくれる人もいて、『ほかのチームを応援してたけど、オコノギルカ・モドリッチを見て、マドリードを応援します!』みたいな人もいて。この対談もそうだけど、新しい人達との関わりが増えてすごく嬉しいので、もっとサッカーを深堀して新しい楽しみを増やしたいなと思いました!ありがとうございました!」 澤本「サッカーに携わっている身として、サッカーを好きになってくれて嬉しいです。自分もサッカーで人間関係が構築されて、人との繋がりを学んだ部分があります。どんどんサッカーを好きになってくだされば私も嬉しいです!」 小此木「待っていてください!」 金子「モドリッチきっかけでサッカーに触れ合ってくれるのはめちゃめちゃ嬉しい。僕らはサッカーファンの気持ちが根底にあるので、もうサッカー仲間じゃないですかね。好きなサッカーを共有できる仲間が一人増えた感覚です。僕たちが持ってない新鮮な感覚・視点があるので、またサッカー談義をして楽しめるとうれしいです!」 小此木「私もまたサッカー談義したいです!ありがとうございました!」 文=HOMINIS編集部
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