西武・髙橋光成はシーズン未勝利の6連敗 チームとともに苦戦するエースの現状に、渡辺監督代行「ここのところできていない」と苦言
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神4―1西武(8日、甲子園) 西武の先発の髙橋は、今季初白星に届かなかった。 ■「これはバレない!」人気女性タレントがお忍びで西武戦観戦【写真】 4回途中降板に終わった先月31日の巨人戦後、渡辺監督代行とひざをつき合わせての話し合いの場を持ち「気持ちのリセットじゃないけど、一回考え直してクリアになった。もう一回、ここから立て直して、僕がよくなればチームもいい方向に行くと思うし、その一歩を踏み出したい」。前橋育英高時代の2013年夏には全国制覇も果たした甲子園のマウンドは「いつ来てもわくわくする」と気持ちも新たに意気込んでの登板だったが、阪神相手に5回4失点と踏ん張れず今季勝ち星なしの6連敗と泥沼状態だ。 渡辺監督代行も「チームが打てない時でも、何とか勝ちをつけるピッチングというところがエース。そういう点では、ここのところできていないというのかな」と苦言。波に乗れないエースの姿が、チームの苦境を象徴している。