1年目でウエスタン制覇のソフトバンク松山秀明2軍監督「優勝は気持ちいい。久しぶりに感じた」選手は「息子みたいなもの」
◆ウエスタン・リーグ 広島2―5ソフトバンク(27日、由宇) 優勝のマジックナンバー1で臨んだソフトバンクが2年連続15度目(前身の南海時代を含む)のウエスタン・リーグ優勝を飾った。 ■1軍とのアベック優勝で胴上げされる松山2軍監督【動画】 1軍との〝アベックV〟は2020年以来4年ぶり。松山秀明2軍監督は就任1年目で初制覇となった。 青空に向けて、3度宙に舞った。選手から胴上げされた松山2軍監督は「(選手は)自分の息子みたいなもの。その選手たちにシーズン中、厳しい言葉をたくさんかけた。最後みんなが笑いながら胴上げしてもらうのは、なんとも言えない気持ち」とかみしめるように語った。 大阪・PL学園高では清原和博、桑田真澄の「KKコンビ」と同期で主将として甲子園優勝も経験し、青学大、オリックスで内野手としてプレー。今季からソフトバンク2軍監督を務める。今季が始まった時からの目標は、個々の技術を上げることと1軍で活躍できるように選手を教育していくこと。優勝は一番の目的ではないが、V争いをする中で「やっている以上は勝ちたいし、優勝が目の前になって、でちょっと意識はした」と笑う。その上で「優勝することは気持ちのいいもの。久しぶりに感じた」と語る。 3回に先制されたが、1点を追う6回、リチャードの3ランで逆転。9回にも仲田慶介の2点二塁打で突き放した。投げては、先発の大竹風雅が6回86球で6安打1失点の力投。公式戦初登板で初勝利を挙げた。 10月5日のファーム日本選手権(ひなたサンマリンスタジアム宮崎)で、イースタン・リーグの優勝チームと対戦する。「やる以上は勝ちたい。昨年も優勝しているので、2連覇できればうれしいし、目標に頑張りたい」と指揮官は口元を引き締めた。(浜口妙華) 【#OTTOホークス優勝特集】 【おすすめ記事 優勝特集】 女性関係の不祥事で大批判…山川穂高を支えた妻の一言、小久保監督の長男&長女が父に贈る言葉、秋山幸二さんが語る小久保采配など西スポWEB OTTO!が総力取材したとっておき優勝記事がたっぷりです。 ▼下記の関連記事から▼
西日本新聞社