レギュラーツアー通算31勝の51歳・片山晋呉選手が、国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で8番アイアンに代わり8番ユーティリティを投入して注目を集めました。 片山選手はキャディバッグから8番アイアンを抜き、代わりに「キャロウェイ パラダイム Ai スモークユーティリティHL」の8番ユーティリティを投入しました。 フジサンケイクラシックでは7番アイアンの代わりに7番ユーティリティを入れており、バッグに残るアイアンは9番のみ。他はウェッジが並ぶという異例のセッティングです。 8番ユーティリティは7番ユーティリティと同じモデルで、ロフト33度を3度寝かして、リアルロフト36度ほどに設定しています。 片山選手がユーティリティを採用した理由は、「スピンが入るからコントロールしやすい。高い球もフェードも簡単に打てる」という点。実際、練習日に高い弾道やフェードを自在に操り、「外国人選手のような高さの球で硬いグリーンにも止まる」と、新しいクラブのメリットを実感していました。 また、片山選手は「ユーティリティなら無理に振らず、自然なスイングができる」と語り、アマチュアにもユーティリティを勧めていました。