投開票から一夜…ハリス氏が“敗北宣言”「結果を受け入れなければ」 トランプ氏は新政権へ始動 マスク氏を閣僚に?今後のアメリカは…【news23】
今年の4月にバイデン政権の間でしたけれども、麻生さんがわざわざニューヨークに行って、トランプさんに面会に行きました。トランプに近い人たちに会って、誰が閣僚入りするかまだわからないけれども、一生懸命パイプ作りということはやってきたわけです。 トラウデン直美: 麻生さんとトランプが仲良くなれたとしても、麻生さんと石場さんはあまり上手くいかない印象があるんですけど、どうなんでしょうか。 23ジャーナリスト 宮本晴代: そこも未知数と言えると思います。ただそこは政治家なので、国益ということを第一に考えるんじゃないかと思うんですよね。 現状日本の政治家でトランプさんと直接話したっていう方はほとんどいないわけです。ですので、麻生さんのパイプを使うのか、あるいはもちろん石破さん本人もトランプさんと早く面会をして会いに行きましょうというアイディアも出ています。トランプさんと石破さんが会えれば、そこが1つの試金石ということになるわけですね。 小川キャスター: 伊沢さんは、石破さんとトランプさんのツーショットをイメージしたときにどう向き合ってほしいと感じますか。 株式会社 QuizKnock CEO 伊沢拓司: トランプさんは基本的に「自国第1」の方ですから、そういった国に防衛上大事なところを依存しているというのは、やはり危うさをすごく感じてしまう。 となったときにトランプ・石破間の関係だけではなくて、世界のいろいろな国々との関係性をより細かく調節していく必要性というのは出てくるかもしれないですね。 ただトランプさんもある程度ビジネスマンのところもあるので、ちゃんと我々の利を見せる、あちらに対しての利を見せて、ビジネスなトークをしていくことも必要になってくるのかなと思うんです。 小川キャスター: ビジネスライクな向き合いというのが、もしかしたらいいケミストリーを生んでいくかもしれないですね。 23ジャーナリスト 宮本晴代: まさにビジネスライク、つまり損得勘定ということなんですよね。そう考えると、今の国際情勢の中でアメリカにとって一番気にしなければならないのは中国ですよね。
中国と向き合う中で、トランプさんが日本は利用価値があるなと、良い同盟国なんだなという風に思えば、日本にとっての日米関係はそんなに大変なことにはならないかも知れないですね。 ========== <プロフィール> 宮本晴代 23ジャーナリスト 元NY支局記者 2016年、2020年の米大統領選を取材 伊沢拓司 さん 株式会社QuizKnock CEO 東京大学経済学部卒 クイズプレーヤーとして活躍中 トラウデン 直美さん 環境問題やSDGsについて積極的に発信 趣味は乗馬・園芸・旅行
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