“金農旋風”の再来なるか⁈吉田輝星・弟が挑む秋田準決勝の見所【2024夏の甲子園】
2024年度の第106回全国高校野球選手権秋田大会はベスト4が出揃い、19日に準決勝、21日に決勝が予定されている。 【トーナメント表】秋田大会 これまでの結果一覧 <秋田準決勝:対戦カード> 第1試合:秋田工‐金足農 第2試合:秋田商‐秋田南 4校すべてが公立高校となった。第1試合は昨秋優勝・金足農と春8強の秋田工が対戦する。 金足農は初戦に昨夏甲子園出場の明桜を延長10回タイブレークで破ると、3回戦で大館桂桜、準々決勝で本荘を下し、準決勝に駒を進めた。エース・吉田 大輝投手(2年)は初戦の明桜戦で10回2失点完投。3回戦、準々決勝では2試合連続で完封勝利を記録し、ここまで3試合を1人で投げ切っている。準決勝以降の投手起用にも注目が集まる。 1986年以来の甲子園出場を目指す秋田工は9年ぶりに4強に進出。金足農とは対照的に4人の投手を使い、準決勝に駒を進めた。3回戦では9得点、準々決勝では8得点を挙げるなど、打線が活発。圧巻の投球を続ける金足農・吉田を攻略できるか。 第2試合は夏の甲子園18回の出場を誇る秋田商と初の甲子園出場を目指す秋田南の一戦。 今春準優勝の秋田商はエース・佐々木 昭之亮投手(3年)を中心にここまで3試合すべて3失点以内に抑えるなど、投手陣が強力だ。 対する秋田南は3回戦・秋田中央戦で逆転サヨナラ勝ちを収めるなど打線に勢いがある。秋田商投手陣を攻略し、まずは2年ぶりの決勝に駒を進めたいところだ。