ドログバ、ヤヤ・トゥレ世代の続きを ハラー、、アディングラ、ケシエら“大物揃い”コートジボワールは再びW杯に届くか
欧州トップクラブでプレイするタレントが揃う
ディディエ・ドログバ、ヤヤ・トゥレらを擁して2006年大会から3大会続けてワールドカップに出場したコートジボワール代表も、ここ2大会は予選敗退が続いている。 だが、次の2026年大会よりアフリカの出場枠は5枠から9.5枠まで増加した。コートジボワールにとっては大きなチャンスだ。 実際、コートジボワールにはかなりの戦力が揃っている。15日よりスタートした2026ワールドカップ・アフリカ予選にて、初戦でセーシェルと対戦したコートジボワールは猛攻を仕掛けて9-0の大勝を飾っている。 先発メンバーは今夏にフランクフルトからローマへ移籍したDFエヴァン・エンディカ、ウォルバーハンプトンDFウィリー・ボリー、ノッティンガム・フォレストDFセルジュ・オーリエが最終ラインに並び、ウイングバックにはブライトンで覚醒の兆しを見せる21歳のシモン・アディングラ、突破力に定評あるニースのジェレミー・ボガが入る。 中盤はノッティンガム・フォレストMFイブラヒム・サンガレ、ウディネーゼやRCランスでプレイし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルに所属するセコ・フォファナ、ミランやバルセロナでプレイし、同じくサウジアラビアへ向かったフランク・ケシエ。 前線はドルトムントFWセバスティアン・ハラー、NEXTブレイク候補生と期待されるザルツブルク所属の19歳FWカリム・コナテが入っている。欧州の実力あるクラブでプレイしている者が多く、ワールドカップで見てみたいチームだ。 今回よりアフリカ予選は1次予選制となっており、A組からI組まで6カ国×9つのグループに分けられている。ここで1位になれば出場権獲得、2位は成績上位4チームがプレイオフに回り、それを勝ち抜いたチームは大陸間プレイオフへ回る構図となっている。 コートジボワールはグループFに入っており、ブルンジ、ガボン、ガンビア、ケニア、セーシェルと同居している。1位に入らなければならないレギュレーションは厳しいが、戦力ではコートジボワールが上だ。 再びタレント集団をワールドカップの舞台で見られるのか。タレント力だけならば欧州や南米のトップチームとも互角に戦えるはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部