オートバックスセブン、中古車売買のFC拡大 要件緩和しカー用品店運営以外も
オートバックスセブンは5日、中古車の買い取りや小売り事業のフランチャイズチェーン（FC）加盟を、カー用品店の運営会社以外にも4月1日付で拡大すると発表した。国際オートアフターマーケットEXPO2024の会場で公表した。店舗数を増やすことで、中古車事業の強化につなげる狙い。新たに加盟した店舗の運営開始は、2025年4月以降となる見込みだ。 同社はこれまで、カー用品を取り扱う「オートバックス」店の店舗や敷地に併設するなどして、中古車店「オートバックスカーズ」を展開してきた。この要件を緩和し、4月以降は運営会社以外もオートバックスカーズ店を出店できるようになる。同社は効率的に中古車の店舗網を広げられるほか、新規出店先もオートバックスの知名度を生かせるメリットがあるとみられる。 同事業は1996年に開始。2024年2月末時点で395店舗を展開している。
